内容説明
ガンジーが生まれた頃、インドはイギリスに支配されていました。インド人が差別される現実に心を痛めたガンジーは、非暴力不服従運動で、インドを独立へとみちびいていくのです。
目次
第1章 めざめの時
第2章 人種差別
第3章 インド人のために
第4章 インド独立へ
第5章 平和へのねがい
ためになる学習資料室
著者等紹介
たかはしまもる[タカハシマモル]
漫画家、アニメーター。月刊コミックラッシュ(ジャイブ)『新新宿駅企画課あるぷすひろば』で漫画家デビュー
長崎暢子[ナガサキノブコ]
龍谷大学現代インド研究センター長。東京大学名誉教授、龍谷大学名誉教授。インド近代史や南アジア地域を研究
水越保[ミズコシタモツ]
脚本家。株式会社ぴえろに入社後、独立。テレビアニメ『こいこい7』のシリーズ構成のほか、『新新宿駅企画課あるぷすひろば』の漫画原作を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
26
非暴力に徹した比類なき指導者、娘さんデビューです。インドとイギリスの関係についてはあまり意識がなかったので、説明が少し必要でした。キング牧師らの活動との関連についても話しましたが、そこまでわかったかな?さあ、キング牧師へGO!2021/02/12
えすてい
6
巻末解説ページにガンジーに影響を与えた人物にトルストイを挙げているが本編漫画でガンジーが南アフリカで「トルストイ農場」を開いたことには触れられていない。ガンジーのサチャーグラハにはトルストイの無抵抗主義が大きな影響を与えトルストイが1910年にガンジーに宛てた手紙をもとにガンジーはトルストイを「師」として仰ぎ非暴力主義を貫き通した(ロマン・ロランの伝記に詳しい)。ガンジーの非暴力主義は決して「無」から生まれたものではなく、インドの古典や同時代の諸先輩の思想から大きな影響を受けたことを記すべきであると思う。2019/04/09
kaharada
4
活動家というわりにすごくおとなしそうな外見でギャップすごい。とんでもなく理不尽な差別や思い込みは、どの時代でもどの民族にも起こる。そして完全に消えはしないんだなあ、、と思う。2023/03/17
RingWondeRing
4
子供の頃に教えられたし、自分でもそう思ってるし、子供にもそう教えてる「何をされたって、感情的になって相手を叩いちゃおしまいだよ」。当たり前を実践するのがいかに難しいか。それを実践してみせたガンジー。・・・にしても大英帝国のまあなんとひどいこと。2021/11/29
I.T
3
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