内容説明
「子どもの頃からの夢をかなえたい」。伊能忠敬は50歳をすぎてから第2の人生のスタートをします。そして、天文学を学び、日本地図の作成という大事業をなしとげたのでした。
目次
第1章 学問との出会い
第2章 村の後見人になる
第3章 ふたたび学問の道へ
第4章 蝦夷への出発
第5章 日本地図の完成
ためになる学習資料室
著者等紹介
キヤマミチアキ[キヤマミチアキ]
漫画家。鹿児島県出身。小林まこと氏のアシスタントを経て、1990年にちばてつや賞を受賞。講談社のヤングマガジン増刊号掲載「嵐の夏期講習」でデビュー
星埜由尚[ホシノヨシヒサ]
元国土交通省国土地理院長。現在は社団法人日本測量協会副会長・日本国際地図学会会長・伊能忠敬研究会代表理事などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たまきら
36
千葉県の偉人といえばこの人。自分は幼少期が千葉なのですが、この人と青木昆陽をいつも混同する悪い癖があり、絵にかいて覚えた…という思い出があるんですが、その自分の絵とこの表紙が結構似ていておかしかったです。お人柄も素敵で、うっとり。こういう人になりたいな、と思いました。50過ぎてもバリバリ!ですもんね~!2021/03/30
こふみ
20
我が家の10才男子のお勧め。 偉人とは努力の人のこと、としみじみ思います。2020/08/10
りるふぃー
13
お金持ちの家に生まれたものの、母を6歳で亡くし、父に引き取られるまで4年、母の弟の家で勉学に励み、17歳には名家に婿養子となり、尽力し、22年で財産を20倍にする。50を超えてからの、日本全国徒歩で測量…!マンガには描かれていないが、妻に何回も先立たれ、三回位再婚もしている。常に全力投球、気力、体力に溢れ、頭脳明晰。魂は武士道精神で真っ直ぐだ。只者ではないお方だ…!2021/12/15
まげりん
7
やっぱり途方もない人だ。知りたいと言う欲求が大きな力になり、実を結んだお話し。2016/11/08
アッコ
5
幼少時代から好奇心が強く、学ぶことが大好きで算術が得意だった忠敬は村人から尊敬された。そして天文学を学び、自分の足で日本を歩測し日本地図の作成という大事業を成し遂げた。 興味から全てが始まった事で、興味を持ち知りたいという強い気持ちが起こさせた偉業。そして偉大なる人物。2016/11/05
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