• ポイントキャンペーン

トム・マーロウの奇妙な事件簿
死神の追跡者―トム・マーロウの奇妙な事件簿〈1〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 279p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591126448
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

内容説明

フリート街の印刷工房で働く少年トム・マーロウは、奇妙な連続殺人事件のうわさを耳にする。被害者の体は、矢で射抜かれ、現場には、一枚のカードがのこされていたという。そう、矢をにぎって狙いを定める死神が描かれた、不気味なカードが…。事件の真相にせまるトムに、恐ろしい影がしのびよる。18世紀の大都市ロンドンを舞台に、スリルあふれる冒険がはじまる。

著者等紹介

プリーストリー,クリス[プリーストリー,クリス][Priestley,Chris]
イギリスのケンブリッジ在住。子ども向けのノンフィクションや小説を多数発表し、2004年に『トム・マーロウの奇妙な事件簿1 死神の追跡者』がアメリカ探偵作家クラブが選ぶエドガー賞ヤングアダルト部門にノミネートされた

堀川志野舞[ホリカワシノブ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆのん

51
【児童書】【トム・マーロウの奇妙な事件簿1】シャーロック・ホームズの時代よりも前の時代のイギリスが舞台。主人公は印刷工見習いのトム。尊敬するハーカー博士と共に殺人犯を追いかける。事件は密室の様な場所で矢に射抜かれた姿態発見から始まる。被害者のポケットには死神のカードが。科学捜査は元より車も電話も無い時代の捜査は素朴で楽しめた。2912019/09/28

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

41
錠がおろされた扉のほかは逃げ道のない中庭で、一人の男が心臓を矢でつらぬかれて殺された。しかもその男は数年前に死んだはずの男で・・。18世紀のロンドンを舞台にしたミステリー第1弾。「怖い話」シリーズとはまた違った魅力のあるお話でした。ミステリーとしてもさることながら、当時の風俗を知ることができて面白かったです。「わたしには剣がある!」と威嚇(?)する博士のこのセリフが、何だか癖になりそうでした。3部作ということなので続編が出たらまた読みたいです!★★★★2012/01/28

小夜風

24
【所蔵】著者の「怖い話」シリーズが好きなので読んでみました。こちらはそんなに怖くない冒険ミステリーでした。「怖い話」より幼い感じ。18世紀のロンドンが舞台で、当時の様子がとても判り易く描かれています。自分的には挿し絵がイメージと合わなかったかな…。ピンチになると「わたしには剣がある!」と叫ぶハーカー博士が可笑しかった(笑)。何となく「パイレーツ・オブ・カリビアン」のイメージで脳内再生しちゃいました。でも「怖い話」シリーズの方が好きです(笑)。2014/08/14

クサナギ

11
これは面白い(@゚▽゚@)!18世紀初頭のロンドンが舞台で、当時の街の、雑多で暗く汚れた雰囲気が繰り返し描かれている。そこに“死神”にまつわる連続殺人事件と、内容は児童書にしては暗いかな?と感じるが、とにかく登場人物が輝いている。勇敢な主人公、トムはもちろんだが、ハーカー博士が可愛すぎて(笑)大好き(●´mn`)「わたしには剣がある!」って、それ何回言うのさ!(●´mn`)映画化しないかなぁ。その時は是非ハーカー博士はシューリス氏(でかいけど)、コーネリアスはリックマン氏(最適)でお願いします(笑)2012/08/10

mayuri(Toli)

6
18世紀ロンドンの描写が魅力的。挿絵もたくさん入っていて、満足の1冊です。続きも順調に刊行されるようで楽しみ。わたしには剣がある!2012/03/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4341236
  • ご注意事項