ポプラ文庫
10人兄弟貧乏アイドル☆―私、イケナイ少女だったんでしょうか?

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  • サイズ 文庫判/ページ数 284p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784591125489
  • NDC分類 779.9
  • Cコード C0195

内容説明

種子島出身の「大家族貧乏アイドル」が明かす、衝撃の過去。パチンコ屋の駐車場で誕生し、たくましく育った抱腹絶倒の幼少期から、「15歳で自立」の家訓に従い、厳しい現実を知った思春期―。きれいごとではない、本当の「自分」と「家族」の姿を描いた自伝エッセイ。

目次

第1章 私の生まれた「ところ」私の育った「家」(私の生まれた場所は…;赤ちゃんだからって甘くない ほか)
第2章 家の外は未知の世界(いよいよ小学生;夢の給食 ほか)
第3章 消えた「家族」いなくなった「兄弟」(新中学生は前途多難?;うちとはぜんぜんちがう友だちの家 ほか)
第4章 さよなら、私の育った「家」さよなら、ふるさと(再会;ひとりぼっち… ほか)
第5章 やっと気づいた宝物(東京に行きます;いよいよ芸能人になる? ほか)

著者等紹介

上原美優[ウエハラミユ]
1987年5月2日、鹿児島県種子島に10人兄弟の末っ子として生まれる。「15歳で自立」という家訓に則り、中学卒業後はなんとかお金を稼いで生き延びる。「大家族貧乏アイドル」として、バラエティー番組を中心に活躍。2011年5月12日、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

46
なんだかとても複雑な気持ち。2014/12/28

ステビア

14
最近著者が出演していたバラエティ番組をたまたま見る機会があり手に取った。最期を想起させる不安定さが散見される。喪失感が残る読後感。2020/01/21

numa490121

14
家族・兄弟の大切さを分かったとこだったのに・・・残念です。人間は強くて、儚い生き物ではないでしょうか。誰かの一言で傷つき、励まされ生きていく。その一番身近な存在は、家族であり、兄弟だと思います。これからも大事にしていきたいと思いました。2012/11/19

澤水月

11
単行本も読んだ上で。「文庫化するなんて!」と反射的にお怒りの方もおいでのようだ(ネットで拝見)。否! 今こそ手軽に読ますべき。涙なく読めない担当編集者の追悼後書。自殺防止対策窓口添えた厚い添書。「死人商売」と簡単に拒否せず、中身ご覧の上、手に取って下さい。単行本も文庫も買った。私ごとながら…私はこれまでに親、親友、本当に多数に自殺された。文庫化本当に英断と思う2011/07/03

ひやしなむる

8
一気に読んだ。あんなに明るい彼女の笑顔の下に、こんな過去があったなんて。知りもしなかった。知ろうともしなかった。最後の担当さんの文章、「何があっても、私は彼女に生きていて欲しかった」。私も切実にそう思う。彼女のような優しくて弱い多くの人々が救われますように。2011/09/29

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