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ポプラ文庫
アンハッピードッグズ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 221p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784591122747
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

真緒と岳はパリで犬の弁慶と共に同棲中。幼稚園からの知り合いという、恋人のような、ただの腐れ縁のような2人。ある日岳は空港で置き引きにあった日本人のカップルを連れて帰ってくる。奇妙な同居生活は、やがて4人の関係を微妙に歪ませてゆく…。

著者等紹介

近藤史恵[コンドウフミエ]
1969年大阪市生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。『凍える島』で第4回鮎川哲也賞を受賞し、作家デビュー。自転車ロードレースを描いた『サクリファイス』で第10回大藪春彦賞、2008年本屋大賞第二位に輝く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

345
「イヤミス」ならぬ、「イヤ恋愛小説」。そもそも誰もちゃんと恋愛してないのに、恋愛小説と言えるかどうかはともかく。まともな思考をしてるのはワンコだけじゃないだろうか。お料理やワインが美味しそうで、パリにまた行きたくなったけれど。文字が大きくて隙間だらけの装丁なこともあり、560円とのことだけど480円くらいが妥当じゃないかなぁ←かなり失礼2018/07/04

小梅

90
ミステリーではなく恋愛小説でした。パリの匂いがする作品でした。2016/05/12

ユザキ部長

83
近藤さんらしい恋と異国と犬の話。感傷的な冷血感は言い訳をしたい。言い訳のために、他人を憎み、他人を愛する。街に氾濫する歌や、書物や、絵の中にも、ときに、いろんな言い訳が透けて見える。でも何時だって言い訳がたたない様に犬は見てる気がするけどね。2015/06/07

takaC

72
バカげた「恋愛小説」。勝手にやってなさい、って感じ。2015/11/07

イオちゃん

49
タイトルも表紙も犬。でも実際は、雑種犬の弁慶は脇役で、二つのカップルのラブ度の低い恋愛小説。始まりから、ちょっと不穏な雰囲気。そして、どんどん嫌な方向へ。一体どうなるの?と思わせるのは、近藤さんの筆力かな。パリを舞台に、お料理も観光もあり。最後にえ?という展開もあり。あっという間に読み終えてしまった。ガクとマオ、本当に似た者同士なんだな~。きっと一生腐れ縁のまま続くに違いない。2017/03/18

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