杉山亮のおばけ話絵本
うみぼうず

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  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784591122532
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

内容説明

「ひしゃくをよこせ、ひしゃくをよこせ~」ニシンがとれず、まずしさとうえにくるしむおとこのことおじいさんは、ついにおきてをやぶって、ふねをこぎすすめてしまいます。りょうをおえ、いそいではまへともどる、そのとちゅうでであったのは…。

著者等紹介

杉山亮[スギヤマアキラ]
1954年、東京都生まれ。児童文学作家。著書は『空を飛んだポチ 杉山亮のものがたりライブ』講談社・第56回産経児童出版文化賞(ニッポン放送賞)など多数。おもちゃ作家として「なぞなぞ工房」を主宰

軽部武宏[カルベタケヒロ]
1969年、東京都生まれ。画家、絵本作家。第12回日本グラフィック展浅葉克己賞受賞、第2回岡本太郎記念現代芸術大賞展出品ほか。平面・立体作品を制作し個展などで発表する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

72
絵本。魚のとれない日が続き、漁師たちはおきてをやぶってろうそく岩の向こうまで船を出した。飢え死にしてはどうもならないと、おじいさんと男の子も追いかけるように船を出す。しかし帰ろうとすると漁師たちの船が沈んでしまっていた。おじいさんの船の前にうみぼうすがあらわれる。「ひしゃくをよこせ」と言われ、海にひしゃくを投げ入れると、水をすくって船を沈めようとする▽「そらには ひしゃくのかたちをした せいざが かがやいていました」うみぼうずが、たくさんでてくるのが怖い。読み聞かせ9分。2022/02/25

nakanaka

66
「のっぺらぼう」に続いて「うみぼうず」の読み聞かせ。私にとっては懐かしいお話でした。海坊主といえば真っ黒で巨大な妖怪でアニメ等で誰でも一度は見たことがあるのではないでしょうか。ゲゲゲの鬼太郎でお馴染みと思っていましたが「舟幽霊」という柄杓を持った妖怪とごっちゃになっていたかな。伝承による話なので何が正しいのかよく分かりませんが。やっぱり軽部さんの描く男の子が可愛いです。2016/02/13

かおりんご

32
読み聞かせ(60) 海は怖い。いったい何匹うみぼうずがいるの?という声が聞かれた。2014/05/27

かおりんご

28
読み聞かせ(132)「孫、偉い!」と、称賛の嵐。これはこれで、十分怖かったようです。2015/09/16

小夜風

26
【図書館】ひゃあ!迫力満点!面白かった~!軽部武宏さんの絵、大好きです。不知火…海の上の火が不気味でした。お話も良かった♪このシリーズ全部読もうっと♪2014/05/27

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