頭脳(あたま)の散歩―デジタル教科書はいらない

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  • サイズ B6判/ページ数 166p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591120897
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0095

内容説明

本を読むことがいかに大切か、十分な議論なく教科書の電子化が進んでいることへの危惧などに関して、知見豊富な二人が存分に語り合う。

目次

第1章 言葉の力、読書の力(忘却が頭を整頓する;音読が培う知力とは;「言葉」には奥深い文化が潜む ほか)
第2章 人はなぜ本を読まなくてはならないのか?(読書が人生と知の扉を開く;本質に迫るための「たとえ」;デジタル教科書で思考は鍛えられるか? ほか)
第3章 未来への志(視点の違いが知性を成長させる;日本人に必要な演劇的な発想;十人十色が世界を豊かにする ほか)

著者等紹介

田中眞紀子[タナカマキコ]
衆議院議員。1993年、新潟県旧三区から無所属で初当選。以来、連続六回トップ当選。科学技術庁長官、外務大臣、文部科学委員長を歴任

外山滋比古[トヤマシゲヒコ]
1923年愛知県生まれ。お茶の水女子大学名誉教授。専門の英文学をはじめ言語学、教育論などの分野を研究。幼児教育の重要性を提唱(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

於莵丸@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

2
読書や教育に関する対談。「知識は無機質(混合しても化合しない)、知恵は有機質(新たなものが生まれる)」外山さんのお言葉が秀逸でした。近年は電子書籍化が進むけど、必ずしも便利さがよい訳ではない(教育や学習に関しては特に)しかし真っ向否定よりはデジタルとアナログの使い分けが重要なのでは?と読んでて思った。(あと個人の好み?)2011/04/14

septiembre

1
この対談は生で聞いてみたかった。外山先生の簡単に手に入る知識はすぐに忘れるとか知識過多では良くないことなどからインプットしたことを自分なりに考えて解釈できるようになりたいと思った。デジタル教科書の良し悪しはそれを使って教えていく先生に左右されそう。2013/06/22

けん

0
田中真紀子うざい。外山滋比古先生さすが。2017/12/27

しゅんぺい(笑)

0
外山滋比古さんと田中真紀子さんの本。 デジタルよりもアナログな部分に焦点を当てて議論している。 言ってることはわかるけど、ちょっと内容が薄っぺらいと思った。 あと、文章のつながりに所々、違和感があって読みづらかった。2011/04/12

いとじゅん

0
副題に惹かれて斜め読みしたが、見事に釣りだった。該当ページだけ読んだけれど、「自分たちはアナログで育った、だからこれからもそうあるべきだ」という意識が見え隠れ。副題を主張する根拠が一切論理的でなく、メリット・デメリットの整理もなく、彼らは本当にデジタル教科書をわかっているのだろうか。『本質や本当に重要なことは暗号のように難解だ』という主張があったが、それは発言者が本質を理解できていないか、難しく書くことで自らの価値を高く見せかけようとしているだけではないだろうか。2011/01/14

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