この国で産むということ

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  • サイズ B6判/ページ数 242p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591120569
  • NDC分類 495.48
  • Cコード C0095

内容説明

少子高齢化が進む一方、年間三万人が自殺をする国、日本―問題は「いのちを大事にしない」私たちの国にあるのではないか。一貫して女性と子どもの問題を取り上げてきた政治家・野田聖子と患者のために代理出産をおこなうことを選んだ医師・根津八紘が、これまでの活動や生い立ちを振りかえりつつ、未来について語り合う。

目次

1 声なき者の声に、耳をかたむける(野田聖子)
2 それでもあえて「患者さんのために」(根津八紘)
3 対談・少子化は女性の密やかなストライキ

著者等紹介

野田聖子[ノダセイコ]
1960年福岡県生まれ。1983年3月上智大学を卒業し、帝国ホテルに入社。その後、1987年4月岐阜県議会議員選挙に当選。1993年7月第四〇回衆議院議員総選挙で初当選。1998年7月郵政大臣、2008年8月内閣府特命担当大臣を経て、現在六期目。国の未来をつくる子どもと女性の問題を訴え続けている

根津八紘[ネツヤヒロ]
1942年長野県生まれ。医療法人登誠会諏訪マタニティークリニック病院長。信州大学医学部卒業後、琉球政府(現沖縄県)立中部病院ハワイ大学インターン・レジデントコース、信州大学医学部産婦人科学教室助手を経て、1976年に開院。母乳哺育の大切さを訴える一方、日本初の「減胎手術」「非配偶者間体外受精」「代理出産」などの実施を公表し、当事者のための生殖医療のありかたを問題提起し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ごぼう

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生殖医療後進国である日本、その古い考えを自分の中にもある事を感じつつ、今の不妊治療の先にある現実と向き合うことのできる内容。「精子・卵子提供は精子・卵子の段階での養子縁組」という野田聖子さんの言葉がすっと入り込んだ。少子化対策、生殖医療の法整備進んで欲しい。2015/09/16

coja

0
子供を授かり、育てることを応援する社会のしくみ作りの必要性を痛感。個人にとっても、国にとっても子供は宝。両著者の信念を感じられた。2011/05/19

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