内容説明
この物語にはまだ怪盗と呼ばれる前の二十歳のルパンが登場する。かつて修道僧が隠したといわれる幻の一万個の宝石を巡って、若き日のルパンが謎に満ちたカリオストロ伯爵夫人と死闘を繰り広げる。美少女クラリスとの出会い、そして恐るべき伯爵夫人の正体とは…。
著者等紹介
ルブラン,モーリス[ルブラン,モーリス][Leblanc,Maurice]
1864年生まれ。フランスの小説家。雑誌社の依頼でアルセーヌ・ルパンを主人公とする短編「ルパン逮捕される」を発表して爆発的人気を博す。1941年没
南洋一郎[ミナミヨウイチロウ]
1893年生まれ。本名は池田宜政。野口英世等の伝記を池田宣政名義で、南洋一郎名義で『吼える密林』、『緑の無人島』などの冒険小説を執筆。1980年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
alleine05
2
前書きで終盤の展開を一部ネタばらしするのはどうなんだという気が。それほど深刻なネタばらしじゃなかったけどさ。最後は何やらいい話風味な終わり方だったけど、児童書じゃない原作版の方はどうなんだろう。違った終わり方だったのか、それとも原作もこんな感じの終わり方なのか。カリオストロ伯爵夫人との関係は変更されているようだけど、このへんは原作版の方が面白そう。今回の事件の関係者のその後が語られるという『ルパン最後の冒険』も気になる。2019/04/10
pyonko
2
ルパンの若かりし頃を描いた作品。次はこのままカリオストロの復讐を読みたいところ。2014/08/27
羊男
1
★★
ヨーイチ
1
実際は本物を読了のはず?
シン
0
再読。子どもの頃以来。2011/01/21
-
- 和書
- ヨブ記注解