内容説明
怪我が原因で、サッカー選手という幼い頃からの夢を失った山辺啓。そんな啓の前に、廃止寸前の地方競馬場の新人女性騎手、新川奈津が現れた。ひたむきな奈津の姿に心動かされ、もう一度熱い気持ちを取り戻した啓は、彼女を支えるため厩務員になることを決意する。逆境でもあきらめずに夢を追い続ける若者の姿を描いた、思わず胸が熱くなる青春スポーツ小説、文庫オリジナルで登場。
著者等紹介
松樹剛史[マツキタケシ]
1977年静岡県生まれ。大正大学文学部卒業。2001年、『ジョッキー』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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