著者等紹介
新沢としひこ［シンザワトシヒコ］
シンガー・ソング・絵本ライター。コンサート活動のほか、保育者向けの講演会や、雑誌へのエッセイ執筆や絵本出版などさまざまな分野で活躍（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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古古古古古米そっくりおじさん・寺
107
子供礼賛写真絵本。私は子供嫌いではない。どちらかと言うと好きな方かも知れない。しかし本当はみんな知っている。子供の中にも可愛くない者がいる事を。性根を叩き直したくなる餓鬼がいる事を。それでも子供は愛さねばならない。子供という一点に於いて愛さねばならない。そう思う。私自身、全く可愛げの無い醜い子供であった。そんな私でもしばしば誰かから無償の愛情を貰った。今も不意に思い出す度にハッとして手を合わせる事がある。大人になると貰えなくなる愛情ばかりである。若いとは言えなくなった時、あげる番である。無償であげたい。2016/08/23
MI
96
「世界中の子どもたちが、もしもみんなでいっせいに笑ったら、何か世界が変わるんじゃないだろうか？」と空を見上げながらつぶやいたことがそのまま歌詞になった。篠木眞さんの子どもたちの不邪気な写真とともにシンガーソングライターの新沢としひこさんの詩がとても心に響く。世界中の子どもたちが一斉に泣いたら、海も空も泣くだろう。とてもよかった。2023/09/13
Kawai Hideki
75
新沢としひこ作詞／中川ひろたか作曲の歌「世界中のこどもたちが」の歌詞に、篠木眞の写真を添えた写真絵本。タイトルから、「いろんな国のこどもたちが出てくるのかな？」と思ったが、さにあらず。日本の子供たちのようだ。歓喜にはじける笑顔、力一杯の泣き顔、好奇心一杯の顔、何かに夢中な顔、不安そうな顔、友達との楽しそうな顔・・・と、すごくいい表情の子供たちの顔、顔、顔。何やら、大自然での写真が多いなあ、どうやって撮影したのかなあと思っていたら、あとがきで「母親から離れ、森に出かける幼児たち」とあった。なるほど。2016/11/30
けんとまん１００７
54
泣いても、笑っても、歌っても・・そう、ただただ、そのままがいい。それは、周囲の人も空間も変えてしまうんだ。それを、受け入れられる感性を持ち続けたいと思うし、そんな人が少しでも増えることを切に願う。2025/02/22
かおりんご
46
写真絵本。『世界中のこどもたちが』の歌に合わせて写真を選んであります。つい歌いたくなります。子供たちの笑顔を大事にしたいなとしみじみと感じました。子供向けというより、大人向け？2016/08/24
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