内容説明
おにんぎょうだいすき。おかたづけだいきらい。だれかさんににてる。そんなおんなのこのおはなし。
著者等紹介
石井睦美[イシイムツミ]
神奈川県生まれ。フェリス女学院大学卒業。毎日新聞小さな童話大賞を受賞し、子どもの本を書き始める。『五月のはじめ、日曜日の朝』(岩崎書店)で新美南吉児童文学賞、翻訳絵本『ジャックのあたらしいヨット』(BL出版)で産経児童出版文化賞大賞を受賞
長崎訓子[ナガサキクニコ]
1970年、東京都生まれ。多摩美術大学染織デザイン科卒業。書籍の仕事を中心に、ししゅうの図案やグッズのデザイン、イラストレポなども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
指人形のあみちゃん一家が部屋の中で行方不明になっちゃった。捜索するのも嫌になるくらいの散らかし方…。お片付けできないレベルじゃないですね。我が子なら全部捨てる!と脅し、それでも片付けなかったら本気で捨てる!あみちゃんの空想の世界がワクワクするのが救いかな?2020/02/14
ロイヤルミルクティ
5
空想の世界が楽しそうですが、たしかに、お洋服の山に埋もれたままにされたら、お人形も悲しいわよね。2024/09/26
あるちゃ
2
そうだよねー、ちゃんとお片づけしてもらえないと、お人形だっておひっこししたくなっちゃうよね。子供の頃よく言われたし、子供に言ったりもしたなあ。っていうか、今でもだらしないから言ってるけど(笑)あ、私も大事なものたちにおひっこしされないようにしないと!2010/09/12
なおなお
1
小さな子の世界観がのぞき見出来たような絵本でした。目についた新しいものに次々と心奪われ、大人から見ればただの散らかった部屋なのに、洋服が川や山になったり。そんな部屋から逃げ出したお人形さんたちの会話がまた面白いです(*^^*)2015/02/28
こどもふみちゃん
1
4・5・6・歳向け。 女の子は大好きな指人形の『あみちゃん』を探しますが、子供部屋はぐちゃぐちゃで見つかりません。空想と現実の世界を自在に行き来できる幼い子供自体の楽しさを良く表現してある絵本です。2010/05/29
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