内容説明
『老子』をよむと自分が見えてくる背伸びしない自分になれる。心がどんどんやわらかになる。音読に最適。10代のための新シリーズ。
目次
1章 自然であればいい(知る者は言わず、言う者は知らず。―下篇;多言は数ゝ窮す、中を守るに如かず。―上篇;知りて知らずとするは上なり。知らずして知るとするは病なり。―下篇 ほか)
2章 水のようにやわらかでいい(上善は水の若し。水は善く万物を利して而も争わず。衆人の悪む所に処る。故に道に幾し。―上篇;天下水より柔弱なるは莫し。而も堅強を攻むる者、これに能く勝る莫し。―下篇;天下の至柔は、天下の至堅を馳騁す。有る無きものは、間無きに入る。吾れ是を以て無為の益あることを知る。―下篇 ほか)
3章 自信を持てばいい(学を為せば日ゝに益し、道を為せば日ゝに損ず。これを損じて又た損じ、以て無為に至る。無為にして為さざるは無し。―下篇;無為を為し、無事を事とし、無味を味わう。―下篇;物は壮なれば即ち老ゆ。是れを不道と謂う。不道は早く已む。―下篇 ほか)
著者等紹介
井出元[イデハジメ]
1947年静岡県生まれ。東北大学大学院修士課程修了、中国哲学専攻。現在、麗澤大学教授。廣池千九郎記念館副館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佳音
66
老子をひもとくと...お酒が飲みたくなる(上善如水)のはべつとして、頑なな自分σ(・_・)を老子は解きほぐしてくれる。2016/07/29
ざまたかこ
2
以前お世話になった整体の先生が老子のことをお話ししてくださっていたのだけど、ハードルが高い気がしてなかなか本を読む気になれなかったので入門編を。つくづく今を生きる私たちに必要な言葉たちなのではないかと思いました。2016/10/17
一彩
2
「かたくて強い人は,何か問題が起きたとき,それに対処できなくなってしまいます。」 中庸2015/02/21
vagabond
1
面白かった。2020/09/19
山のトンネル
1
・足るを知るの足るは、常に足る。自分がどれくらいで満足する人なのかという事を知っていることで、満足感を得ることが可能である。素朴の朴は、皮を剥いだだけで、削ったりしていない木のこと。・人を知る者は智なり、自らを知る者は明なり。老子は自分で自分に気付ける人のことを、本当の知恵のある人といった。2020/08/06
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