ポプラ文庫ピュアフル Ｔｈｅ ＭＡＮＺＡＩ〈５〉

あさの あつこ【著】

ポプラ社（2010/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 229p／高さ 15cm
• 商品コード 9784591114322
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

元二年三組の仲間たちと一緒に初詣に向かう歩。涙と笑いの青春ストーリー、卒業に向け物語もいよいよ佳境に！？【解説／笹生陽子】


ついにシリーズ200万部突破！　大人気青春シリーズ最新刊


中３の冬休み――。
除夜の鐘を聞きながら「煩悩」について思いをはせる瀬田歩のもとに、
「ぼくの煩悩を二・五倍ぐらいの数値に跳ね上げ」ている元凶・秋本貴史が迎えにくる。
元２年３組の仲間たちと一緒に初詣に向かう歩。
いつものようにボケあい、ツッコミあいしながら歩いているうちに・・・。
涙と笑いの大人気青春ストーリー、卒業に向けていよいよ物語も佳境に！？
【解説／笹生陽子】


○もくじ

１．さようなら昨年　・・・・・・6
２．どんとこい今年　・・・・・・63
３．新年明けましておめでとうございます　・・・・・・130
４．初夢は栗きんとん、笑って笑って　・・・・・・177

解説　笹生陽子　・・・・・・222

内容説明

中学三年の冬休み―。除夜の鐘を聞きながら「煩悩」について思いをはせる瀬田歩のもとに、「ぼくの煩悩を二・五倍ぐらいの数値に跳ね上げ」ている元凶・秋本貴史が迎えにくる。元二年三組の仲間たちと一緒に初詣に向かう歩。いつものようにボケあい、ツッコミあいしながら歩いているうちに…。涙と笑いの大人気青春ストーリー、卒業に向けていよいよ物語も佳境に。

著者等紹介

あさのあつこ［アサノアツコ］
１９５４年岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒業。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリー２』で日本児童文学者協会賞、『バッテリー』シリーズで小学館児童出版文化賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かな]

大晦日の夜から初詣の2日間のドタバタ騒動記みたいな感じかなぁ。受験を控えて春になれば別れの時が来る。秋本と歩は同じ高校を受験するがそれも合格発表までは解らない。性格の違う2人がお笑いを通して自分の境遇を変えていこうとする、周りを巻き込んで。結局、会話が漫才のノリツッコミに終始したが、本編は中学生の青春譚。二人がコンビを組んで芸人になるまでの道のりを見てみたい気もします。

2022/09/24

[まりん]

さらっと読み終わった。次はいよいよ最終巻！早く読みたい！

2014/11/19

[らむり]

テンポよく読める青春小説です。

2013/10/17

[はるき]

中学生にもステイタスがある。というか、階級制度のような物がある・・・・。勉強が出来たり運動が出来たり友達が多かったり異性に持てたり。でもこの作品はあくまでも、若い瑞々しさと「笑うこと」の大切さを物語るのだ。重い話を軽く。中学生は未来だけ見れば良い。

2015/12/12

[読み人知らず]

まさかの事故もなんのその、です。おたやんが出てこなくてちょっと残念。食べるシーンが好きなのに。歩がだんだん抵抗がなくなっていってます。このラストは、まるで最終巻のようだ。次でついにラストです。

2014/03/10