出版社内容情報
●内容
とかく,堅苦しく難しいものと思われて敬遠されがちの科学技術論文を,どうせなら,書き手にとっても読み手にとっても楽しく明解なものに仕上げるための,心構えと技術とを紹介しています.著者の長年にわたる論文作成・著述に関する経験と,豊富な論文査読経験とに基づいた,珠玉のエッセンスのすべてを伝授します.もちろん,ここで公開している内容は,広い意味の科学技術論文ですので,大学生がレポート・卒業論文などを書くとき,また一般社会人が各種の提案書・報告書・説明書などをまとめる上でも,同様に大変役立つものです.そのような場合,本書できびしい読者の代表として取り上げている「査読者」のところを,適宜「教科担当教師」,「卒論指導者/査読者」,「お得意先」,「職場の上司」,「ユーザ」,「一般読者」などに置き換えてお読みください.
●目次
第1章 ちょっとだけ遊び心を
第2章 論文審査はボランティア
2.1 編集委員長から見た著者
2.2 査読者から見た論文
第3章 どうせ書くなら楽しく
3.1 査読者を味方に引き込もう
3.2 ベストセラー小説の書き方にならおう
第4章 言いたいことは何なのか
4.1 重症患者の諸症状
4.2 楽しい二重人格をめざそう
第5章 思考の通路を歩きやすくする技術
5.1 標識による道案内
5.2 文の型による道案内
5.3 古い情報の引き継ぎによる道案内
第6章 これだけは知っておきたい執筆ルール
6.1 ルールの必要性
6.2 基本ルール
第7章 日本語文書のためのチェックリスト
7.1 漢字の使い方は統一されているか
7.2 パラグラフ構造が適切に作られているか
7.3 区切り記号の改行原則は守られているか
7.4 左引用符号は正しいか
7.5 全角と半角の切り換えは正しいか
7.6 似て非なる記号の混同はないか
7.7 言葉の呼応は適切か
7.8 文末の調子は統一されているか
7.9 列挙のふぞろいはないか
7.10 否定の範囲は明確か
内容説明
本書は、普通は堅苦しいものと思われがちな科学技術論文を、書き手にとっても読み手にとっても楽しいものに作り上げるための、心構えと技術を紹介しようとするものである。
目次
第1章 ちょっとだけ遊び心を
第2章 論文審査はボランティア
第3章 どうせ書くなら楽しく
第4章 言いたいことは何なのか
第5章 思考の通路を歩きやすくする技術
第6章 これだけは知っておきたい執筆ルール
第7章 日本語文書のためのチェックリスト
感想・レビュー
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シタン
kusano
R
さんご
たこすけ