どう書くか―理科系のための論文作法

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どう書くか―理科系のための論文作法

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  • サイズ A5判/ページ数 150p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784320005631
  • NDC分類 407
  • Cコード C3040

出版社内容情報

●内容
 とかく,堅苦しく難しいものと思われて敬遠されがちの科学技術論文を,どうせなら,書き手にとっても読み手にとっても楽しく明解なものに仕上げるための,心構えと技術とを紹介しています.著者の長年にわたる論文作成・著述に関する経験と,豊富な論文査読経験とに基づいた,珠玉のエッセンスのすべてを伝授します.もちろん,ここで公開している内容は,広い意味の科学技術論文ですので,大学生がレポート・卒業論文などを書くとき,また一般社会人が各種の提案書・報告書・説明書などをまとめる上でも,同様に大変役立つものです.そのような場合,本書できびしい読者の代表として取り上げている「査読者」のところを,適宜「教科担当教師」,「卒論指導者/査読者」,「お得意先」,「職場の上司」,「ユーザ」,「一般読者」などに置き換えてお読みください.

●目次
第1章 ちょっとだけ遊び心を
第2章 論文審査はボランティア
2.1 編集委員長から見た著者 
2.2 査読者から見た論文
第3章 どうせ書くなら楽しく
3.1 査読者を味方に引き込もう
3.2 ベストセラー小説の書き方にならおう
第4章 言いたいことは何なのか
4.1 重症患者の諸症状
4.2 楽しい二重人格をめざそう
第5章 思考の通路を歩きやすくする技術
5.1 標識による道案内
5.2 文の型による道案内
5.3 古い情報の引き継ぎによる道案内
第6章 これだけは知っておきたい執筆ルール
6.1 ルールの必要性
6.2 基本ルール
第7章 日本語文書のためのチェックリスト
7.1 漢字の使い方は統一されているか
7.2 パラグラフ構造が適切に作られているか
7.3 区切り記号の改行原則は守られているか
7.4 左引用符号は正しいか
7.5 全角と半角の切り換えは正しいか
7.6 似て非なる記号の混同はないか
7.7 言葉の呼応は適切か
7.8 文末の調子は統一されているか
7.9 列挙のふぞろいはないか
7.10 否定の範囲は明確か

内容説明

本書は、普通は堅苦しいものと思われがちな科学技術論文を、書き手にとっても読み手にとっても楽しいものに作り上げるための、心構えと技術を紹介しようとするものである。

目次

第1章 ちょっとだけ遊び心を
第2章 論文審査はボランティア
第3章 どうせ書くなら楽しく
第4章 言いたいことは何なのか
第5章 思考の通路を歩きやすくする技術
第6章 これだけは知っておきたい執筆ルール
第7章 日本語文書のためのチェックリスト

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シタン

19
星の数ほどある論文作法に関する一冊だが「ベストセラー小説を書くように書こう!」というコンセプトに基づいていて驚いた。その発想はなかった。しかし古来から人類は神話・伝説・喜劇によって心を動かされてきたと考えれば、このコンセプトはあながち的外れではないだろう。タイトルの付け方や冒頭での引き込み方など、本書の魅力はこのコンセプトについて述べた第3章に尽きると思う。それ以降は同著者の『理科系のための英文作法』と類似した内容だが、英文に特化していない点で異なる。やはり物語というものは奥が深い……もっと物語を読もう。2019/10/14

kusano

3
論文でも読者を楽しませるような書き方をしていいんだ,ということを知れただけでも読んだ価値があった.当たり前のことなんだけれども,実際に論文,あるいはそれに準ずるものを書いていると「こんなことを書いてしまっていいのか」とか,「もっと簡潔に書く必要があるのでは」といった悩みが出てきて,それらの悩みに対してうまい解決ができなかったのだが,この本のおかげで新たな評価軸を得られた気がする.前半,読者を楽しませる書き方を学ぶために,ミステリなどの書き方を引いてる点が独特で面白い.2014/02/27

R

2
査読付き国際会議に投稿するために参考にしようと思って読む。査読者や読者を楽しませるためにどうすればいいかという観点で、心構えや工夫などがまとまっている。論文の書き方や作法と言うよりは、査読者や審査者を納得させるためのノウハウで、他の論文書き方の本にはない視点があり面白かった。2021/03/17

さんご

1
論文をある程度書けるようになった人が、もう1段階上がるために新しい視点をもらえる本。査読者を「先が気になる!」と思わせて読ませる論文にする、っていうのは考えた事がなかったなあ。やっぱり「論文とはお堅いものである」と思い込んでいたんだと思う。後半は主に和文論文の書き方について。よくよく考えると日本語の構造的な事柄を深く習った事も考えながら書いた事もないな、と気付く。なるほどなるほどと最後まで読んだ。 小説じゃないけど、もう少しこの先生の考えに触れてみたくて別の著書も買ってみた。楽しみ楽しみ!2022/09/06

たこすけ

1
タイトルの通り,どう書くかが面白く解説されている.いかに読書を楽しませるかという視点で書かれた斬新な論文作法の本.2016/01/12

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