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内容説明
「この生活、変えなかったら一生、このままや」喧嘩、ロック、肉体労働の日々から、17歳で音楽の道へ。独自の世界観と驚異的なテクニックで注目を集める、若手コンポーザーピアニスト、天平の初エッセイ。
目次
第1章 とげとげ時代(僕がなりたかったもの;あの天ちゃん ほか)
第2章 ピアニスト宣言(僕の人生を変えた一言;ロックミュージシャンになる! ほか)
第3章 翼(ストリートライブ;ピアノという翼を持って ほか)
第4章 TEMPEIZM(恋愛はエネルギーの源;今の僕が考える結婚とは? ほか)
おわりに 「一期一会」
著者等紹介
天平[テンペイ]
1980年7月19日、神戸生まれ。コンポーザーピアニスト(作曲家兼ピアニスト)。高校を半年で中退した後、解体屋として働きながら過ごす。その後、暗中模索の時期を経て、音楽専門学校から大阪芸術大学へと進学。本格的にクラシックやジャズを学ぶ。大学2年生のときに、ハンガリーのピアニスト、故ジョルジュ・シフラの音楽と出会い大きな衝撃を受け、ジャンル、国境、世代を超えるピアノ曲を創造するコンポーザーピアニストになることを決意。EMIミュージック・ジャパンよりデビュー・アルバム「TEMPEIZM」を2008年6月にリリース(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なお
2
書くのが得意でない天平さん。インタビューから書き起こしてもらった文を、加筆修正したもの。いわゆる普通でなくてヤンチャな子がコンポーザーピアニストになった。お母さんが天平さんの良さを信じていたから、今やりたいことやれているんだろうな。私もみんなと一緒に出来ない子の良さを見つけられるような人になりたい。と思った。天平さんのピアノを聴きながら…2022/12/17
しょうこ
1
コンサートで祖母が購入した一冊でした。表紙裏に天平さんのサイン入り。風貌はイカついですが、サインに応じてくださる時の天平さんから、優しいお人柄が伝わってきました。「ピアニストになると思わなかった」とのことですが、様々な出来事がピアニストの道に繋がっていて、それらの縁を大事に紡いでいたからこその「今」なんだと感じましたし、それは自分にも言えることかなーなんて、いつか「〇〇になると思わなかった」って将来が自分にもあると人生面白いかもなって思いました。フォレスト・ガンプのエピソードが印象的。映画観てみよう!2023/12/03
えみり
1
私が音楽部受験するきっかけとなった方です。今でも尊敬しています。天平さんのように、きちんと自分自身と向き合い、苦しみ、悩み続ける音楽家になりたいと思っています。
かず吉。
1
電車の中で不覚にも涙が溢れた。痛みを知る人は人に優しくなれるっていうの僕の好きな作家がエッセイで書いていたのを思い出す。天平さんのピアノ演奏の裏にある気持ち。それがストレートにこのエッセイには綴られていて、いいなぁと思う。去年、演奏会に行ったときにこのエッセイにはサインをしてもらった。昨日、僕は人前で演奏したのだけど、お守りのようにこの本を持って行きました。これからも天平さんの演奏を心の励みにして、がんばっていこうと思います。天平さんの絶え間ない努力が彼の演奏の素晴らしさに現れています。2011/01/24
かず吉。
1
すごいなぁと思う。ピアニストになるまでの人生も、なってからの人生も。ピアノに対する真摯な姿勢がまっすぐに伝わってくる1冊です。アグレッシブなピアノの奏法は一体どこからうまれてきたのか、その一端を垣間見ることができます。去年、コンサートに行きそびれてしまったけれど、次のチャンスは逃すまい。ぜひ生演奏を聴きたいです。本棚に残しておきたい1冊になりました。2010/02/11