出版社内容情報
消えた仲間を探すため、知恵と勇気の少年探偵団がパリの街を駆け抜ける。童謡「やさしいヒバリ」が導く先に待ち受ける真実とは……。第一回冒険小説大賞受賞作家が描くレトロモダンなジュブナイル・ミステリ!
内容説明
誘拐された仲間を探し、知恵と勇気の少年探偵団がパリの街を駆け抜ける。童謡「やさしいヒバリ」が導く先に待ち受ける真実とは…。第一回冒険小説大賞受賞作家が描くレトロモダンなジュブナイル・ミステリ!
著者等紹介
ヴェリー,ピエール[ヴェリー,ピエール] [V´ery,Pierre]
1900年、フランス、シャラント県ベロン生まれ。1929年に“Pont‐Egar´e”で作家デビューし、30年に「絶版殺人事件」で第一回冒険小説大賞を受賞した。作家活動のほか、シナリオ執筆を含む多彩な執筆活動を行う。1960年死去
塚原史[ツカハラフミ]
早稲田大学政治経済学部卒業。京都大学大学院文学研究科修士課程(フランス文学専攻)修了、パリ第三大学博士課程中退。専攻はフランス文学・思想、表象文化論。早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スイ
12
少年探偵団ものはいいねぇ…。 展開が二転三転する中で、少年たち、そして周囲に大人たちの感情も関係も変化していく。 合唱のソロの代役の場面がたまらなくいい。 胸がギュッとなった。 読後感も好き。2024/05/22
corriedale_
1
なんだか『ドラえもん』の映画版のような雰囲気を感じていたのだけど、1950年代の設定らしくそこそこ同年代か。少年団の人間関係がね、時代なのか。多国籍。歌がキーとなるのが小粋で、フランスの童謡らしいけど馴染みのある歌だったらよかったなぁ。いい話。2024/01/24
とうえい
1
少年たちの気持ちの動きが、良かった。2024/01/17
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