内容説明
たいせつなたいせつなあなたへ。あなたとのいちにちはあっというまだけれど、あなたがわらってくれると、とうさんもかあさんもえがおになります。あなたのこえが、とうさんとかあさんをいつもあたたかくつつんでくれています。
著者等紹介
いとうえみこ[イトウエミコ]
和光大学人間関係学科、日本社会事業学校研究科を卒業後、障害者地域福祉の現場にかかわる。現在育児支援団体NPO自然育児友の会理事。写真絵本『うちにあかちゃんがうまれるの』(ポプラ社)で第15回けんぶち絵本の里大賞びばからす賞受賞
伊藤泰寛[イトウヤスヒロ]
フォトグラファー。出版社写真部アシスタントを経て、現在さまざまな分野で活躍。人物写真、とくに、やわらかな光にあふれたあかちゃんとおかあさんの写真を得意とする。いとうえみことの共著『うちにあかちゃんがうまれるの』(ポプラ社)で第15回けんぶち絵本の里大賞びばからす賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
73
生まれたばかりの赤ちゃんへのメッセージを託した写真絵本。親としては「ああ、こんな瞬間もあったなあ」と思いながら、多少、感慨にふけりながら読み聞かせした。ところが、娘としては何か自尊心を傷つけられたようで「これは赤ちゃんの本でしょう。私はもう赤ちゃんじゃないんだから読まないで」と言われてしまった。しょぼん。2017/01/26
ヒラP@ehon.gohon
29
この写真絵本で一番癒されるのはお母さんでしょうか。親父としては、すっかり大人になった息子の原点を懐かしく思い起こしつつ、この絵本のようには克明に記録を残さなかった事を悔いるばかりです。 あの怒濤のような日々が、今を支えてくれているように思います。 タイトルは「おめでとう」ですが、私にとっては「うまれてきてくれてありがとう」です。2021/04/06
anne@灯れ松明の火
20
次回ライブ候補を探して。1歳のお誕生日を祝う、写真絵本。1歳の時だけでなくても、心に沁みる本。大人になってから、親になってから、視点が変われば見えるものも変わってくるだろう。親から子への無償の愛を感じられる。2014/07/03
書の旅人
16
娘を初めて抱いた日を思い出しました。私の左肩には、今もぬくもりを感じることがあります。抱っこされて、私の肩に頭をもたれかけて寝てしまった時のものです。この感じを失わない限り、私は昔と変わらずにやっていけると信じてます。2018/09/23
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
『うちにあかちゃんがうまれるの』 https://bookmeter.com/books/479592 でお腹の中にいた赤ちゃんがはじめまして。あっという間に1年が過ぎお誕生日を迎えました。いつも温かい家族と一緒ですね。2023/03/06