内容説明
二度のノーベル賞にかがやいたキュリー夫人。自分の利益をかんがえず、いつも人びとのしあわせをねがって研究をつづけた科学者です。小学校中級~。
目次
末っ子のマーニャ
ひみつの授業
お母さんは天国へ
三つめの金メダル
マーニャのやくそく
住みこみの家庭教師
あこがれのパリへ
ソルボンヌ大学で
キュリー夫人
ラジウムを発見
雨の日のかなしみ
戦争と平和
セーヌ川の流れ
著者等紹介
伊東信[イトウシン]
1928年、山形県に生まれる。リアリズム文学の旗手として活躍。児童文学の作品に、小説、評論など多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちい
5
ロシア支配下のポーランドで『生まれながらに奴隷であり、ゆりかごの中からすでに鎖に繋がれていた』と言うマリア(キュリー夫人)。学校ではポーランド語や祖国の歴史を学ぶのは禁止、ロシア人の見張りが教室に監視しに来ていたという。医学を学ぶ姉を支えるために住み込み家庭教師をする傍ら、貧しい子供達のために、こっそりとポーランド語や歴史を教える優しさ。ラジウム発見後は、特許取得などというせこい考え方をせず、「科学は人類のために」と、惜しげもなく知識を公開した。才能・努力・人間性含め、尊敬に値する偉大な科学者。2025/04/06
ラスコリ
3
努力の人という印象を受けた。学ぶために家庭教師をして資金を得たり、環境の変化にも耐えたり。一番の収穫は、科学者としての道は夫のピエールによるものが強かったこと、ノーベル賞を2回受賞していたということを知れたこと。2017/03/12
Kaori Yamamoto
3
原爆の生みの親と敬遠していた私。彼女の人柄と科学者魂を知ることができてよかったです。2015/08/25
tatsuya izumihara
2
地位や名誉、お金よりも科学者として生きるべき道を生きた。だからこそ今日、皆に語り継がれる人となったのだろう。祖国ポーランドに対する愛情、両親兄弟、夫子供に対する愛情もあり見本のような人。欠点はあるのだろうかと考えてしまう。ポロニウムとラジウムの発見が人類に与えた恩恵は大きい。しかし使い方によっては悪にもなるので今キュリー夫人が生きていたらどう思うのだろう。2021/01/06




