内容説明
アメリカ在住の小説家である著者が、ニューヨーク州の郊外、ウッドストックでの緑あふれる暮らしをつづる。ハプニングも、楽しいこともたくさんある日々。軽やかな語り口でありながら、自然や周囲の人々への愛とともに、本当の豊かさとは何かを感じさせる、温かなエッセイ。
目次
第１章 ウッドストックの森の家
第２章 森の家の修理物語
第３章 新旧ヒッピー図鑑
第４章 森はびっくり箱
第５章 恐怖の停電と森からの贈り物
第６章 森の庭とある男の思い出
第７章 夫婦喧嘩と地球温暖化問題
第８章 山に誘惑されて
第９章 訴訟社会と契約書社会のはざまで
第１０章 マンハッタン・ドリーム
エピローグ 森が空から降ってくる
著者等紹介
小手鞠るい［コデマリルイ］
岡山県生まれ。同志社大学卒業。２００５年に『欲しいのは、あなただけ』で、第１２回島清恋愛文学賞を受賞。２００９年、原作を手がけた絵本『ルウとリンデン 旅とおるすばん』（絵／北見葉胡）でボローニャ国際児童図書賞を受賞。米ニューヨーク州ウッドストック在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ゆっ
14
ニューヨークの郊外、ウッドストックで暮らす著者のエッセイ。森で暮らす日々はステキだけど、大変なこともいっぱいあって私には無理だーって思っちゃいました。それと環境問題のことも結構書かれてて、考えさせられる一冊。2016/02/22
あこ
5
森で暮らす著者のエッセイ。 その魅力も厳しさも引っくるめて書かれていた。 ここは森ではないけれど、雨音に耳を澄ませつつ本を読む時間は少し自然に還れる。 「エンキョリレンアイ」を読んだことのある人には、種明かし的な部分も。2015/07/09
cari-na
4
実際に森に住んで気づいた事が書かれていて、良いところだけではなく嫌な事も書かれていて生の声が聞けた感じがしました。2011/09/06
まーにゃ
1
冒頭とエピローグでは、森を想像するだけで幸せな気持ちに。作中では90年代のアメリカ生活のリアルが分かっておもしろかったです。また、森と動植物と人間が共生することにおいての課題を小手鞠さんの森への愛や葛藤とともに強く語りかけられました。2022/10/14
あおい
0
単行本で読了2020/02/17
