内容説明
過ぎた恋を切なく思い出し、現在の恋に身を焦がす。ままならない思いに苦しみながらも、そこにもまた甘美な感覚が潜むのを発見する―甘いだけでも、苦いだけでもないのが恋。カクテルもまたしかり。さまざまなカクテルに寄せて、4人の男女の恋模様が描かれる物語。
著者等紹介
小手鞠るい[コデマリルイ]
岡山県生まれ。同志社大学卒業。2005年に『欲しいのは、あなただけ』で、第12回島清恋愛文学賞を受賞。2009年、原作を手がけた絵本『ルウとリンデン旅とおるすばん』(絵/北見葉胡)でボローニャ国際児童図書賞を受賞。米ニューヨーク州ウッドストック在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
aoringo
91
四人の男女の現在進行形の恋愛だったり過去の破れた恋だったり。たくさんの種類のカクテルが物語を盛り上げる。中には不倫のつらさがあったりもするけど、読み終わってみると恋っていいなと前向きな気持ちになれました。恋愛におしゃれとか関係ないと思うけど、どの話も洗練されていて素敵な大人の恋愛を味わえたようで満足。破れた恋あり相性ぴったりの夫婦あり、ちょっと大人の世界を垣間見ることができた。うーん無性にカクテルが飲みたくなる。ここはほろよいで我慢しよう笑2022/07/27
やも
78
甘い酸っぱい、苦い、時に塩っ辛い。分量はお好みで。どんな色でも作れます。ホットもアイスもございます。カクテルと恋は似ている。この登場人物達は、自分や恋に酔ってるね。時たま強烈な一撃をくらわしてくる文もあるんだけど…不意打ちの最後も驚きなんだけど…なーんかいちいち全てがお洒落すぎて、上滑りしながら読んじゃった。カクテルの知識もないから、そのシーンにそのカクテルが合ってるのかも分からない自分が残念。照葉樹林とカシスウーロン位しかカクテル飲まないしな…。台詞のチョイスに昭和感を感じたけど、2010年発行だった。2023/06/06
優希
63
甘い息づかい、苦い涙、恋の全てがつまった切なく胸にくるラブストーリーでした。過ぎた恋は切ない思い出に、現在の恋には身を焦がし。想いはままならないけれど、そこにあるのは甘美な感覚でした。恋は甘いだけでもなく苦いだけでもなく、まさにカクテルに例えられるなと思いました。パステルカラーを重ねたようなお洒落な恋愛小説。最初から最後まで同じペースで話が味わえるので、色々な恋の気分に浸れるのもいいですね。2015/03/28
ゆき
24
おしゃれなカクテルがたくさん登場する連作短編集。そして、小手鞠さんの文章はやっぱりオシャレです。2018/04/23
kumicom
24
不倫を正当化しているような気がしてあまり共感できなかった。誰かの不幸の上に成り立つ恋愛に幸せな未来なんて来ないでほしい。なんだか、どの人の恋愛も綺麗ごとでまるで本心じゃないみたいだった。いつか壊れてしまいそうな。一朗君だって、純粋に見えて実はくせ者っぽいな。一番好きな話は21番目のLove in the afternoon。2014/05/17
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