内容説明
八月七日にひろったこねこに、わたしは「はなこ」となまえをつけた。はなこはわたしのかわいいいもうとになった。やさしい涙があなたをつつむ、こねこと女の子のお話です。低学年向。
著者等紹介
なりゆきわかこ[ナリユキワカコ]
東京都出身。慶応大学文学部卒業(在学中マンガ研究会所属)。1985年、芳文社4コママンガ展に入選。「ぼくんちのアイドルひろみちゃん」がデビュー作。以後雑誌、会報誌等に連載を続け、近年は童話作家としても活躍している
垂石眞子[タルイシマコ]
神奈川県茅ヶ崎出身。多摩美術大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
39
ともこちゃんが公園で出会った片目の白猫。はなこと名付けて大の仲良しとなっていたのに、ある日嫌なことがあってはなこにやつあたり。外に出ていったはなこを探さずにいたら。あまりに悲しい結末に言葉がありませんでした。ともこちゃんは自分を責め、泣くこともできず、声がでなくなってしまう。知り合いの家で産まれた猫を迎え入れ、はなこを思い出してついに泣くことができました。夢に現れたはなこと仲直りもできました。よかった、と思いつつ我が身の悲しい猫との思い出がよみがえり、ともこちゃんも大人になっても時々思い出すだろうなと。2023/04/13
湘子
27
【再読】小さな女の子が友達とケンカしてイライラしていたせいで、飼ってたねこにつらく当たってしまう。そのせいでウチを飛び出し事故に遭い生命を落としてしまうねこ。ねこにしてしまったことを誰にも言えず、気に病んでその小さな胸を痛めてる姿に切なくなりましたが、似たようなことは大人でもあるよね。最後は新しいねこを受け入れ立ち直ることもできたからよかった。2015/08/12
鈴
20
ヤバイよ〜この本(T_T)息子に読み聞かせながら泣いてしまった!こんなに泣きながら読み聞かせしたの初めて(>_<)同じような経験があったため涙無しには読めなかった。涙声に息子もびっくりして私を見て貰い泣き(笑)結局息子は貰い泣きなんだか本に感動して泣いたんだかわからなくなってしまった。私「泣けたね〜」息子「全然!」←と言いつつ目をこする。2011/06/05
Nori Shamp
17
その時の気分で大切なものに辛く当たって、その結果最悪なことがおきてしまったら。。悔やんでも悔やんでも悔やみきれない、こんな辛い気持は大人でも耐えられません。家族に助けられ、そして何より失ってしまった最愛のはなこに赦しを与えられたことによって、ともこは立ち直っていきました。悲しいおはなしでしたが、悔やんでばかりいても、前には進めない、辛い悲しい思い出は人を優しく強くしてくれる。そんな思いが小さな子にも伝わる絵本だと思います。2013/01/15
カタシマ
14
「にゃるるるるん」と可愛く鳴くはなこ。妹のように可愛がっていたはなこ。それなのに、つい嫌な気持ちをぶつけて悲しい出来事が起こる。はなこは何も悪くないのに、イライラした気持ちをぶつける場面はドキッとした。飼い主の都合だけでペットと接してないかを考えさせられる。ともこちゃんが新たな猫を迎えられて良かった。悲しい思い出に潰されなかったのは、誰よりもはなこを大切にして、はなこと過ごした楽しい思い出があったからだと思う。いつかは訪れる別れの時を後悔しないようにペットと接しないといけないことを気付かせてくれる本。2011/12/05
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