内容説明
友だちを失いつつあるナホミ。アイドルをめざしているが、うまくいかないリナ。ひとに合わせてばかりで自分をだせないテツ―赤の他人から見れば小さな悩みかもしれないけれど、本人たちは重く苦しい心をかかえています。そんな彼らに勇気をあたえてくれるのは…スーパーパワフル教師とかではないけれど、不思議な力を持つ、家庭教師りん子さんの物語。
著者等紹介
加藤純子[カトウジュンコ]
埼玉県に生まれる。主な作品に『モーツァルトの伝言』『母と娘が親友になれた日』(かとうりょーこ氏と共著/産経児童出版文化賞推薦)など多数ある
加藤アカツキ[カトウアカツキ]
静岡県に生まれる。明治大学理工学部を卒業後、アミューズメントメディア総合学院で学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スイ
11
あがりやすいけど一生懸命な家庭教師りん子さんと、3人の小学生の関わりを描いた連作小説。 人物が丁寧に書かれていて、一面的になっていないのが良かった。 続きそうな雰囲気で終わったけど、続きはないのかな??2021/04/08
しげ
2
小学生って大変なんだよね。人間関係でぶつかることも多くって。親でも学校の先生でもない、りん子さんみたいな大人の存在ってすごくありがたいと思う。子どもたちにとってそういう大人の一人になりたいな。 2010/04/19
もっさん
1
最初の話はインディアンのモカシンの話と同じだ~。と感動してしまった。なかなか、奥が深いです。最近は小学生でも携帯小説とか読んでるみたいだけど、こういうのを読んで欲しいですね。2010/07/01
yuki
0
面白かった。2017/10/22
無糖
0
なんとなく文章の書き方というか話の構成が幼い感じ。りん子さんの言葉はとてもいいと思うけど話が少しありきたりな感じで期待外れだった。2011/06/22