内容説明
「誇り高い犯罪者になり、札束に火を放ちたい」という夢を持つ孤独な中年男。その夢はある美しい女との出会いがきっかけとなり実現へ…。
著者等紹介
中岡経光[ナカオカケイコウ]
1956年生まれ。『孤高の犯罪者』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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b☆h
22
第二回ポプラ賞候補作と知り気になってた一冊。冒頭はかなり説明的で読み進めるのが正直退屈だったけど、中盤の二人の会話は楽しめた。それが軸ならもっと良い小説になったんじゃないかな、なんて思ってしまった。調べたけど、この一作しか発表されてなくて残念。〝人は習慣が性質になって、悪事を働くようになる。〟という一文の前半には共感出来るし、〝神様がいるなら人の 心の中〟というのは頷ける。物語としての感想は正直あまりないけど、二人の会話から生き方や在り方を考えさせられた。2022/01/21
レフラー
0
へむへむ。2008/12/08
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