内容説明
新入生の女の子、ディレッタが、とつぜんゾーエの家に下宿することになった。おしゃべりで、ずうずうしくて、めだちたがり屋。おまけにバレエが上手なディレッタに、今まで感じたことのない、いらだちをおぼえるゾーエ。でも、ディレッタのバレエへの情熱を知るうちに、ゾーエの心はだんだん開かれていく…。
著者等紹介
マジーニ,ベアトリーチェ[マジーニ,ベアトリーチェ][Masini,Beatrice]
ミラノ生まれ。イタリアの人気児童文学作家の1人で、これまで発表した読み物・絵本は30冊以上。イタリアでは「ハリー・ポッター」シリーズの訳者としても知られる
長野徹[ナガノトオル]
東京大学文学部卒業(イタリア文学専攻)。現在はイタリア文学の研究、紹介に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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カタコッタ
6
バレエダンサー達のひとつひとつの積み重ねが優雅な仕草と肉体の限界を超える踊りを作っていく事を改めて知る。子ども向けに書かれている本だが翻訳もすっきりとしたなかなかの本だ。本書で終わりとなるらしいが、これからゾーエがどの様に成長するのか想像するのも楽しい。しかし私の思いとかけ離れたイラストが残念ではある。2018/10/04
かな
0
ついに完結?なのかな。今巻は、転入生のディレッタに、ゾーエが嫉妬したりいらだったり・・・と、ゾーエが単なる優等生として描かれてなくてよかったです。これで終わり・・・と思うとちょっと寂しくなってきてしまいました。それくらい、登場人物が魅力的!2010/07/05
psy
0
サプライズパーティをして貰えるなんて、いいな〜。益々バレエ道を極めて貰いたい・・・2010/03/14