出版社内容情報
森鴎外から太宰治まで、日本の作家51人の傑作短編を1冊に。
ひとり静かに味わってみたくなる、珠玉の名文があります。四季折々の懐かしい風物、温かな人影、時の移ろい。著名な作品ばかりではなく、明治から昭和初期までの日本の傑作短篇を1冊に集めました。
「大きな文字」「総ルビ」で読む、美しい日本語を愛する人たちの必読書!
【特典】
事前予約のお客様のご注文分には、小冊子「『百年小説』の愉しみ」がついています。作品の背景や文壇の交友関係など、作品をさらに深く楽しんでいただくためのハンドブックです。
≪収録作品≫ *作家の生年順の編集でお届けします。
1.「杯」 森鴎外 (1962-1922)
2.「夢十夜」 夏目漱石 (1867-1916)
3.「一口剣」 幸田露伴 (1867-1947)
4.「拈華微笑」 尾崎紅葉 (1868-1903)
5.「吾家の富」 徳冨蘆花 (1868-1927)
6.「武蔵野」 国木田独歩 (1871-1908)
7.「風呂桶」 徳田秋声 (1871-1943)
8.「伸び支度」 島崎藤村 (1872-1943)
9.「わかれ道」 樋口一葉 (1872-1943)
10.「修善寺物語」 岡本綺堂 (1872-1939)
11.「猫八」 岩野泡鳴 (1873-1920)
12.「外科室」 泉鏡花 (1873-1939)
13.「青草」 近松秋江 (1876-1944)
14.「小さき者へ」 有島武郎 (1878-1923)
15.「死者生活」 正宗白鳥 (1879-1962)
16.「勲章」 永井荷風 (1879-1959)
17.「真鶴」 志賀直哉 (1883-1971)
18.「恭三の父」 加能作次郎 (1885-1941)
19.「久米仙人」 武者小路実篤 (1885-1976)
20.「妹の死」 中勘助 (1885-1965)
21.「刺青」 谷崎潤一郎 (1886-1965)
22.「椿」 里見トン (1888-1983)
23.「鮨」 岡本かの子 (1889-1939)
24.「サラサーテの盤」 内田百閒 (1889-1971)
25.「生涯の垣根」 室生犀星 (1889-1962)
26.「虎」 久米正雄 (1891-1952)
27.「お富の貞操」 芥川龍之介 (1892-1927)
28.「窓展」 佐藤春夫 (1892-1964)
29.「雲雀」 藤森成吉 (1892-1977)
30.「山の幸」 葉山嘉樹 (1894-1945)
31.「押絵と旅する男」 江戸川乱歩 (1894-1965)
32.「アリア人の孤独」 松永延造 (1895-1938)
33.「ゼーロン」 牧野信一 (1896-1936)
34.「へんろう館」 井伏鱒二 (1898-1993)
35.「機械」 横光利一 (1898-1947)
36.「渦巻ける烏の群」 黒島伝治 (1898-1943)
37.「焼跡のイエス」 石川淳 (1899-1987)
38.「バッタと鈴虫」 川端康成 (1899-1972)
39.「暢気眼鏡」 尾崎一雄 (1899-1983)
40.「秋風」 中山義秀 (1900-1969)
41.「告別」 由起しげ子 (1900-1969)
42.「闇の絵巻」 梶井基次郎 (1901-1932)
43.「散歩者」 上林暁 (1902-1980)
44.「幸福の彼方」 林芙美子 (1903-1951)
45.「うけとり」 木山捷平 (1904-1968)
46.「小美術館で」 永井龍男 (1904-1990)
47.「聖家族」 堀辰雄 (1904-1953)
48.「心願の国」 原民喜 (1905-1951)
49.「波子」 坂口安吾 (1906-1955)
50.「山月記」 中島敦 (1909-1942)
51.「富嶽百景」 太宰治 (1909-1948)
感想・レビュー
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藤月はな(灯れ松明の火)
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