ポプラ・ウイング・ブックス
崖の国物語〈9〉大飛空船団の壊滅

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  • サイズ B6判/ページ数 533p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591104798
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

内容説明

憎い敵、母と兄たちを殺したタルボット・スミールが生きていた!飛空騎士見習いクウィントは、父である空賊船長・風のジャッカルとともに、空賊船ゲイルライダー号で、つぎつぎと卑劣な罠をしかけてくるスミールを追う。恐ろしい断崖で、水門の塔で、奴隷市場で、危険な難破船で…。憎しみのあまり冷静さを失っていく父のようすに不安をつのらせるクウィントは、はげしい嵐のため、大切な友人マリスと二人きりで深森に取りのこされてしまう。一方、地上町では、商人連合議長の恐ろしい陰謀が進んでいた―!のちに空賊船長・雲のオオカミと呼ばれるクウィントとマリスの若き日の冒険譚。

著者等紹介

スチュワート,ポール[スチュワート,ポール][Stewart,Paul]
1955年ロンドン生まれ。ランカスター大学と東アングリア大学で創作を学び、ファンタジー、ホラーから絵本、サッカー少年の物語まで、さまざまなジャンルで人気を博す。『ファーガス・クレインと空飛ぶ鉄の馬』(ポプラ社)で2004年スマーティーズ賞金賞を受賞。現在、ブライトンに小学校教師の妻と二人の息子とすんでいる

リデル,クリス[リデル,クリス][Riddell,Chris]
南アフリカ生まれ。専門学校でイラストレーションを学んだのち、経済紙のマンガをはじめ、幅広い分野で活躍している。『海賊日誌―少年ジェイク、帆船に乗る』(岩波書店)で2002年のケイト・グリーナウェイ賞を受賞

唐沢則幸[カラサワノリユキ]
1958年生まれ、長野県出身、青山学院大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

99
前巻の続きとなる作品。神聖都市サンクタフラスクを去ったクウィントとマリスは、クウィントの父・風のジャッカルの駆る空賊船ゲイルライダー号に乗り込む。しかし、風のジャッカルは、家族を殺された仇敵タルボット・スミールへの復讐にとり憑かれ、さらに地上町商人連合が、空賊たちに対する陰謀を密やかに進めていた―― 。本巻は物語として、とても重たく暗い内容なのだが、そこの部分が、わりとあっさりと描かれていて、物語の暗さを感じさせない。これを良しとするか、否かは、読者の好みによるところ。自分的にもっと描き込んで欲しかった。2015/08/07

かねかね

3
あと1冊で終わりかぁ。1巻の雲のオオカミがこんな青年だなんて、初めに読んだ時は想像だにしませんでしたよ(笑)2010/04/03

koma

1
空賊・空駆けについて一巻まるまる使われていて凄く楽しい巻。ストーリーは暗めだけど。2017/01/16

ゆきうさぎ

0
小学生~中学の頃に読了

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