内容説明
可愛いくて、たくましく、自由。いつものあの道が輝く雑草案内。食べられる雑草、薬になる雑草、雑草の知恵と力を40種紹介。
目次
春(オオイヌノフグリ;オオバコ;カントウタンポポ ほか)
夏(アカツメクサ;イヌタデ;カタバミ ほか)
秋(アメリカセンダングサ;イヌホオズキ;カヤツリグサ ほか)
著者等紹介
かわしまよう子[カワシマヨウコ]
1974年6月生まれ。東京在住。自然が好きで2000年より、花関係の仕事をはじめる。ものや自然をテーマに雑誌等に連載するほか、著書に『はなのほん』『しんぷるらいふ』(アノニマ・スタジオ)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bianca
53
今日も(昨日も)草むしりをやっていて思った、何故この植物たちはむしられなければならないのか?この本の写真を眺めて、つくづくその繊細さや、さりげなさに目を奪われる。1本ずつを良く見てみると愛おしい。それに余白が活きている。こんな雑草ポストカードがあったら買ってしまう。ただ、群れなして生えてくるから抜いてしまうのだ。巻末に「草むしりのコツ」があり、選り好みして好きな草は残すという方法もありだと知る。フロックスの間にちょこんといるツユクサ(葉が似てる)に上手く隠れたね…と微笑んでしまった。哲学的なのもいい。2016/07/30
はな*
19
タイトル 表紙 写真のどれもが野の花(筆者は雑草と呼んでいますが)の楚々とした風情だったり逞しさだったりを伝えてくれる本。なにより、数多ある中から よくぞこの子たちを!と思うようなラインナップが嬉しく、その説明が図鑑的ではなく主観的なのも楽しいのです。「誰の目も気にせず我が道のうえに咲いているところに心惹かれる。生きている実感のある花」…ほんにほんに~。ご紹介くださったお気に入りさんに感謝です。2冊購入して野の花好きの友だちにプレゼントします。2017/01/14
まめ
19
図鑑ではなく、手帖。表紙のイメージそのままです。白い背景に花のついた状態の「雑草」の写真と解説が季節ごとに記されています。「可愛くて、たくましく、自由。いつものあの道が輝く雑草案内。」2014/02/10
pocco@灯れ松明の火
19
「雑草:草木の生長を邪魔する野草」雑草は子供の頃に遊んだ草で、身近な草。>>季節毎に写真と名、花の特徴など記載。雑草辞典でなく、草むしりに可憐の花から、名前を覚えて愛でて欲しいと想いからの本。>>☆好きな名前:ヤブガラシ・ワルナスビ・ヒメオドリコソウ・ヒヨドリジョウゴ ☆好きな花:ニワセキジョウ・マルバルコソウ・ツルボ・2012/03/08
pino
16
道端にさいている雑草たちの紹介。写真もセンスが良くて壁に貼ってみたいくらい。雑草の紹介文も困ったヤツ、謙虚、ものおじしない姿勢などの言葉で綴られていて楽しい。かわしまさんが散歩していたら、雑草の方から声をかけてきそう。・・・子供のころを思い出した。オオイヌノフグリを星の花と呼んだり、ナズナを自分や友達の耳に近づけてクルクルまわし、「鈴の音がする」なんて言っていた。なつかしい・・・2012/03/21
-
- 和書
- 公共契約の法理論と実際