感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
茶々
4
赤川次郎、うまい作家として様々な本で紹介されている大ベテラン。これまで読む勇気がなくて笑、避けてきたけれど、ついに読んだ。とにかくシンプルで洗練されている。構成力も半端じゃない。こんな完成度ですらすら短編も長編も書かれるんだからいやはや。シンプルすぎて軽いところは好き嫌い分かれる作風。2015/05/06
Rika
3
姉が亡くなってから、家の中の明かりが消えた北尾家に残された妹の実加が姉のかわりになろうと健気に頑張る姿が印象的だった。声をあげて泣きたいだろうに前を向いていこうとする実加がとても好きだ。
りお@積読本増加中
2
事故によって姉、千津子を亡くした妹、実加。しかし、事故から数日経ったある日、姉の声が聞こえるようになる。イマジナリーフレンドならぬイマジナリーシスター姉、千津子。設定が斬新で面白い。下巻もすぐに読みたい所です。2019/10/12
JUN
2
赤木かんこさんが好きなので、巻末のあとがきが面白かった。2016/02/05
ころ
2
学校を卒業した人が忘れてしまう、切ない大事な気持ちが散りばめられている。早く下巻にすすみたい。2015/01/27