内容説明
おにの子、風の子、かっぱや、やまんばが、ほら、きみのすぐそばにいるよ!身近なところにこっそりかくれている、あたたかなファンタジー「あまんきみこ童話集1」。
著者等紹介
あまんきみこ[アマンキミコ]
1931年、旧満州に生まれる。デビュー作『車のいろは空のいろ』で日本児童文学者協会新人賞と野間児童文芸推奨作品賞、『こがねの舟』(以上ポプラ社)で旺文社児童文学賞、『ちいちゃんのかげおくり』(あかね書房)で小学館文学賞、『おっこちゃんとタンタンうさぎ』(福音館書店)で野間児童文芸賞、「車のいろは空のいろ」シリーズ(全3巻)で赤い鳥文学賞特別賞、『きつねのかみさま』(以上ポプラ社)で日本絵本賞など多くの賞を受賞
渡辺洋二[ワタナベヨウジ]
1943年、東京に生まれる。武蔵野美術大学造形学部卒業。ユーモアとペーソスを感じさせるのびやかな絵は幅広く読者に愛されている。『ぽんぽん山の月』(文研出版)『やい、トカゲ』でそれぞれ絵本にっぽん賞、『アルマジロのしっぽ』で赤い鳥さし絵賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
『 おにたのぼうし / きつねみちは天のみち / 七つのぽけっと / ぽんぽん山の月 / 金のことり 』 『司書と先生がつくる学校図書館』より3年生向け。2021/03/28
喪中の雨巫女。
7
《私-図書館》ほのぼのする話ばかり。2018/05/22
biba
4
子供が、夏休み中学校から借りてきた。ママ用にとのことで。「活版印刷三日月堂」を読んだばかりで、あまんきみこさんの童話に触れたかったので嬉しかったです。「おにたのぼうし」以外は知らないお話で、面白かったですし、考えさせられるところも多かったです。かっぱのお話が一番好きでした。2020/08/21
ねこ
4
子どものすぐ隣りにあるふしぎなおはなしがいっぱい。ふしぎなのに、するっと、つるっと読めてしまう。うまいのだ、あまんさん! なかでも「きつねみちは天のみち」がよかった。きつねの嫁入りがありそうな天気雨の日には、思いもかけず、いろんなところが繋がってしまう。その道に入り込んだ3人の子どもたちのおはなし。そのなかでも「ざんざの雨は、天の雨」が、いちばんこころに残りました。「それ ひけ や! それ おせ や!」。魚が家を引く。「けっしてご迷惑をおかけしません」ときっぱり言い切ったぼらさん、お見事でした♪2016/07/31
たろよめ
4
おにたのぼうしが一番好き。 いい鬼だっているんだよ。2012/07/06