内容説明
「犬の10戒」とは?―インターネットで広まった作者不詳の短編詩。犬の視点で書かれた飼い主への10のお願いは、深い共感と感動を呼び、世界中の犬を愛する人たちから支持されています。
著者等紹介
秋元良平[アキモトリョウヘイ]
写真家。『盲導犬クィールの一生』(文藝春秋刊)など、人と犬との関係性を長きに渡り、撮り続けている
川口晴[カワグチハレ]
小説『犬と私の10の約束』(文藝春秋刊)の著者
今井雅子[イマイマサコ]
脚本家
澤本嘉光[サワモトヨシミツ]
CMプランナー。「サイトウアカリ」名義で『犬と私の10の約束』(毎日新聞社刊)を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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瑪瑙(サードニックス)
44
以前『犬と私の10の約束』という映画があった事は知っていましたが、内容までは知りませんでした。作者不詳の『犬の十戒』が元になっていたのですね。しかもその『犬の十戒』も今回初めて知りました。犬の気持ちを表した10の約束。どれも心に響きました。とりわけ最後の10番目の約束には、泣きそうになりました。子供の頃に看取ったインコ達の事を思い出して泣きそうになったのです。あの子達は幸せな鳥生を送れたのだろうか?自信がありません。だからこそ今はトワとユキ大切にしたいと強く思います。2016/10/16
書の旅人
5
生まれた時から、傍に犬がいました。それぞれ個性があり、沢山の思い出は、どれも大切なものです。さぁ、これからは一緒に夢を目指したいです。2018/10/17
Yukitita
2
『犬の十戒』をベースに『盲導犬クイール』のカメラマンが撮影した表情豊かな犬の写真。「たくさん話しかけてください。人間の言葉は話せないけど、わかっています。」「あなたには学校もあるし友達もいるけど、私にはあなたしかいません」……胸が締め付けられるほどに心に訴えられる。 今日偶々、動物愛護センターのページに出会い、本当に悲しくなった。明らかに人間のエゴ丸出しのケース(老犬のレトリバーetc)を見ると、増税とかお金でしか防げないのではとまで考えてしまう。動物も人間も大切にされますように。2016/01/28