内容説明
花の時はいつ美となるか。五〇〇年の時を超え、激しくも静かな、妖しくも凛とした、日本の美と巡り会う。
目次
序 「初心」(素足で立つ松竹梅)
破「空華乱墜」(無情と有情―ヒメユリ;移ろうものと移ろわぬもの―紅葉;隠れと顕れ―ススキ;煩悩と菩提―芍薬;実在と影―カキツバタ;映すものと映るもの―藤;白と白―モクレン;雪月花―紅梅)
急 「一期一会」(一休と森女―スイセン;利休と秀吉―芭蕉)
転章 花と笙―ある共演舞台
著者等紹介
大橋良介[オオハシリョウスケ]
哲学・美学・宗教学を専門とする
珠寶[シュホウ]
本名・佐野玉緒。珠寶は花名。慈照寺で華務をつとめる。主な活動として、献花、現代音楽とのコラボレーション。慈照寺花道場での指導など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- まず、これを愛とします。