内容説明
はなのさきが、こおってしまいそうにつめたい、ふゆの日。パピロちゃんはおさんぽにでかけました。ふるいおやしきのむこうから、なんだかふしぎな音がします。のぞいてみると…。ひとり読みをはじめた低学年にぴったりの絵童話。
著者等紹介
片山令子[カタヤマレイコ]
1949年、群馬県生まれ。絵本の翻訳などでも活躍
久本直子[ヒサモトナオコ]
1971年、大阪生まれ。大阪、神戸を中心に個展、グループ展などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミーコ
15
パピロちゃんがレンガの塀に造り込まれたベンチに座ると不思議な世界に行くと言うファンタジー 雪おおかみにクッキーをあげた事から、そちらの世界へ。。パピロちゃん、不思議な体験が出来たね2023/12/23
たーちゃん
10
息子は「こんな椅子あったらちょっと怖いかも」と言っていました。2024/12/27
takaone
0
次男7歳読了。 おおかみがパピロちゃんがもっていたクッキーを一口食べたら、「うわぁぁお!うまい!」と言っていたからぼくも食べてみたいなと思いました。 だそうです。もう少し何か無いのかなぁ(*ω*)2014/11/03
遠い日
0
片山令子さんのテキストは極上のファンタジー。パピロちゃんが古いレンガの塀に作り込まれたベンチに座ると、不思議な世界に入り込んでしまいました。深い森で出会った雪おおかみ。雪をいち早く連れてくる使者のような仕事をしています。しんと澄んだ冬の空気に満たされた、心洗われるようなできごと。雪おおかみとその友だちとの楽しい時間は、夢のようで夢ではありませんでした。2023/12/15