ポプラ・リアル・シリーズ
涙のタトゥー

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591098462
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

内容説明

「双子」の弟の死から立ちなおれず、心をとざしてしまった女子高生のソフィー。クラスメートとも家族との関係もぎくしゃくしたまま、ひたすら勉強に励む毎日。そんな彼女のまえに、目の下に涙のタトゥーを入れた不思議な少年が現れた。タトゥーの秘密を知るにつれ、ソフィーのなかで何かが変わっていく…。今を精一杯生きようとする少女の成長が眩しい、ニューヨーク発の青春小説。

著者等紹介

フレイマン=ウェア,ギャレット[フレイマンウェア,ギャレット][Freymann‐Weyr,Garret]
ニューヨーク生まれ。ニューヨーク大学大学院で、映画専攻の修士号を取得。初の邦訳作品『マイ・ハートビート』(河出書房新社)は、パブリッシャーズ・ウィークリー誌の優秀児童図書に選定されるとともに、優れたヤングアダルト作品に贈られるマイケル・L.プリンツ賞のオナー賞を受賞。『涙のタトゥー』で、デビュー

ないとうふみこ[ナイトウフミコ]
上智大学外国語学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sira

4
最近はソフィーみたいなタイプがえらく好きだなぁとしみじみ実感。私にとっては訳者あとがきの「大きなできごとが物語を動かすわけではありません」の一言が全てかなと。思春期の女の子らしく悩みはたくさんあるのだけど、特別大きな何かは起こらない、ゆったりとした印象の残る本でした。丹地陽子さんのカバーイラストがすごく気に入ったので、他の作品も探してみたいです。2011/06/29

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

2
表紙が丹地陽子さんのイラストということで読んだ本。異性を意識し始める思春期を見事に描いています。★★★2009/03/01

じょじょ

1
この年代特有の潔癖さや見ていて恥ずかしくなるような部分を懐かしく思いながらも 離婚したお父さんの事を 何だかんだ言いながらも皆は理解していたりしようとしていて それなのに読んでる自分が一番許せなく感じている事に一番私が子供だなぁと気付いた。2019/08/30

ゆの

1
再読。以前読んだのは中学生くらいの頃だったかな。以前はソフィーとフランシスの関係にしか目がいかなかったですが、再読したら死をどう乗り越えていくのかということや家族、友人との関係などについても良いことが書かれていました。こんなに読んだあとの感想が変わった本は初めてでした。再読って面白い。2015/08/22

トマト

1
【図書館本】一気に読み終わりました。思春期ならではの悩みや感情が鮮やかで綺麗な世界観でした。この著者の他の本も読んでみたい。2015/05/09

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