内容説明
生きていているタンスのタンちゃんは、ブンダバーの大親友で、大切な家族。なのに突然、よその家の洋服をあずかりたいって、いいだしたのです!!なんでぇ。おしゃべりするネコ、ブンダバーとダンスもできるスーパータンス、タンちゃんの物語。
著者等紹介
くぼしまりお[クボシマリオ]
1966年、東京に生まれる。文化学院美術科卒業。子どもの本の創作や翻訳に意欲的に取り組み、またイラストレーターとしても活躍している
佐竹美保[サタケミホ]
1957年、富山県に生まれる。古典から現代のファンタジーまで挿絵の仕事は数多く、さまざまなタッチで物語の世界を魅力的に表現している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小夜風
24
【小学校】いつも楽しく読んでいるブンダバーシリーズ。今回は思いがけない災害があって凄くビックリしました。タンちゃん大活躍でした。タンスとしての本能が芽生えるなんて、笑っちゃったけど、タンスだからこその活躍ぶりがかっこ良かったよ♪2015/08/16
読書日記
3
子供の時、ブンダバー大好きで、出てくる登場人物みんな好きだったけど、大人になってからキャラクターから受ける印象は大分違うなと感じる。例えばモモなんて小学生の私からしたらちょっと憧れのお姉さんってイメージだったけど、今ではただただ可愛い女の子って感じ。それでも、人物関係の葛藤と、天気の変化が同時に進行していく物語は大人でも楽しめる見事な構成だし、全ての人が好感持ててちゃんとキャラの個性や心情を捉えてる挿絵もまた天才的としか言いようがなく、子供時代の自分が好きになったの当然だよなと改めて思う。2024/11/08
takky_tate
3
彼氏ができたのに、ヒロはブンダバーと決闘ばかりでさみしいモモ。ポンちゃん夫妻のやさしさがいいです。そして、後半の展開にびっくりです。なんとなく震災に重なります。男の子のプレゼントに希望がもてました。2012/12/17
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
2
まさかまさかのこの展開。この後半の展開を誰が想像できただろうか?前半はヒロとブンダバーの勝負を楽しく読んでいたのに・・。★★★★2009/05/21
道錬
0
自分の気持ちがどのようなものか。そのことに関して深く掘り下げて書かれていると感じた。2015/10/25