内容説明
乱世を駆け抜けた稀代の英雄、その鮮烈な生きざま。
目次
第1章 尾張のうつけ者
第2章 平手政秀の死
第3章 天下布武への道
第4章 長篠・設楽原の合戦
第5章 本能寺に消ゆ
織田信長をもっとよく知るための基礎知識
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆか
35
私が歴史が好きになったきっかけの本は、大学生の時に読んだ司馬遼太郎の国盗り物語でした。それまでは道三をどうぞうと読んでしまうほどひどい知識でした。この漫画は薄いのに上手にまとめてあります。ただ信長が主役なのでそれ以外がすべて悪役といった印象も。これを読む子供達は、他の人物マンガも読むでしょうから、違った角度からも見られると思います。2016/07/11
鈴
17
児童向けの歴史コミック。まず、本の薄さにびっくり。この薄さで信長を全て語れるのだろうかと。思ったとおり、かなり簡潔にまとめられているが、児童書だから仕方ないのかな。2015/01/14
紫夏
11
最後の解説がよかった。信長は天性の勘やひらめきが備わっていた(天才)のではなく、"大うつけ" と言われるほどの研究(努力家)で、楽市楽座、兵農分離などの先進的な諸策を作り上げ、天下統一を推し進めた。 信長のイメージがかなりよくなった。2015/09/30
bakumugi
10
平手政秀は知らなかったな。信長にもこんな守り人がいたんだな。信長の人物伝を読むと、奇人と偉人は紙一重なのだな、と思う。生きた時代が違えばまた違う歴史が動いたはず。その命運の不思議が歴史の魅力なのかも。雨の日じゃないと図書室に行かない息子1。今年はこれで最後かな。ちょっと残念(失笑)。また来年は誰を借りてきてくれるか楽しみだ。2015/12/17
ぷれば
9
コミック版日本の歴史シリーズ1。子ども向けなので、かなり要約されて進行するが、興味をもつきっかけや、歴史のとっかかりとして、いいかも。基礎知識や豆知識、年表などの充実感は◎。2015/05/28