内容説明
長い刑期をおえ、希望を胸に町へやってきたジャン・バルジャンでしたが、世間の冷たい仕打ちにうちのめされ、ついに親切にしてくれた教会で盗みをはたらいてしまいます。ところが司教は、それはさしあげたものだというのです―その後ジャンの行方はぷっつりとだえ…。激動期のフランスを舞台に波乱の人生をおくるジャン・バルジャンの物語。小学校上級から。
著者等紹介
ユゴー,ビクトル[ユゴー,ビクトル]
1802年、フランス東部のブザンソンに生まれる。ユゴーは社会を新しくしようとする立場の人物であり、また詩人、小説家として名前が広くしられている。1885年、死去
大久保昭男[オオクボアキオ]
1927年、茨城県に生まれる。東京大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あらたん
34
娘の本棚にあったものを走り読み。大長編のレミゼラブルのあらすじが理解できた。2024/01/05
橙夜(とうや)
7
【図書館】先日、帝国劇場建て直しの為に閉鎖するのでスペシャル番組視聴。そこで本作品の歌が一位に。 タイトルは知ってるけど、内容はちゃんとは知らなかったので児童書から入りました。 今度は大人版読みたいし、ミュージカルも観たいと思いました。2025/03/09
jeltong
3
世界的名著のエッセンスをいただいた。作品名、作者ユゴーと物語の主人公ジャンバルジャンは何とか結び付けられていた。ここに来ての初読み。本作は大長編らしい。その筋と精神を損なわないように枝葉を切り落とした。と、ご丁寧に解説されていた。ヒトはいつからでも正しく歩み直せる。そんなのが主筋だったろうか。宗教が前面に押し出されているでもなかったから最後まで読み通せた。エッセンスだったから当然か?筋語りができる程度には己が成長できた。2025/03/15
aya
2
子どもの時、感動しながら読んだはずが、内容がうろ覚えだったので再読。やはり昔から残っている名作はとてもずん、と響きます。2020/12/06
i
1
抄訳だけど面白かった。大長編らしいけど全訳もいつか読んでみたい。2018/11/30