内容説明
テーマを決める!百科事典で調べる!調べたことをまとめる!「調べ学習」指導の決定版。白熱の授業ライブ。
目次
本の成り立ち・目次と索引
百科事典の使い方
テーマの3点決め
人に聞こう
図書館に行こう
やってみよう
本の分類
webで調べよう
著作権・要約
参考文献の書き方
奥付
探し方を考える&ウラをとる
引用
かん子のSPECIAL LESSON(レファレンス実習について;レポートを書く;本論を書く)
著者等紹介
赤木かん子[アカギカンコ]
児童文学評論家。長野県松本市生まれ、千葉育ち。法政大学英文学科卒業。1984年に、子どもの頃に読んでタイトルや作者名を忘れてしまった本を探し出す「本の探偵」として本の世界にデビュー。以来、子どもの本や文化の紹介、ミステリーの紹介・書評などで活躍している。2000年以降、学校図書館の改装の仕事をしている
塩谷京子[シオヤキョウコ]
静岡市立森下小学校司書教諭。静岡県静岡市生まれ。静岡大学教育学部卒業後、市内の小学校に勤務。1997年、静岡大学で司書教諭資格取得、1999年より司書教諭の辞令を受け、学級担任と兼任で司書教諭を務める。勤務しながら静岡大学大学院情報学専攻修士課程の単位を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あいくん
11
☆☆☆☆赤木かん子さんと塩谷京子さんの共著です。塩谷京子さんは1999年から小学校で担任しながら司書教諭の仕事をしています。司書教諭は授業と図書館を結びつける仕事をします。塩谷さんは赤木かん子さんと出会います。赤木さんは児童文学評論家ですが、司書資格があります。赤木かん子さんの授業ライブを塩谷さんがまとめたのが本書です。2007年の出版です。本がどうして生まれたかということで、昔々人間が洞窟に住んでいた頃、本も紙もありませんでした。それで、石に絵を描いたりしていました。でも洞窟は持って行けません。 2019/10/20
頼ちゃん
9
オリエンテーションの参考に再読。本当はこういう授業を必修にすべきですよね。2017/04/05
ラグエル
9
百科事典使用のメリットなど、今更ながらナルホド、です。そして、参考文献の使い方。こういうベースができた上でじゃないと、インターネットの見方や引用の仕方もとんでもないことになるんですね。便利だから、といって安易に使わせて適当に終わらせている授業現場がいかに多いことか。あれじゃ情報リテラシーが聞いて呆れますわい。この本を、とっかかりに使えると思います。2011/03/02
杏子
9
私が知りたかったことが全て載っている、と思いました! 調べ学習っていうと漠然としてて、何をしたらいいのか分からない子も多いと思うけど、こんなふうに説明してあげればいいのね!と目から鱗でした! 学校司書はもちろん、学校の先生方にもこの本をお薦めしたい気持ちでいっぱいです!!2008/10/30
あいくん
8
☆☆☆☆赤木かん子さんは学校司書の視点で、塩谷京子さんは司書教諭として、共同研究をしています。司書教諭は授業と図書館を結びつける人です。司書教諭は司書教諭である前に教師です。図書館の本をどうしたら授業で使えるのかを考え、計画を職員に提案します。司書教諭と司書は言葉は似ていますが、全く異なる資格です。塩谷さんの司書教諭としての毎日は学校司書とともにあったと述懐しています。 司書教諭と学校司書の役割が合わさって図書館教育が機能するという視点で連絡、報告は大切にしているということです。 2018/05/26
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