内容説明
いちばん大切なのはわくわくすること。角野栄子エッセンスがつまった自選童話集。
著者等紹介
角野栄子[カドノエイコ]
1935年、東京生まれ。早稲田大学教育学部英語英文科卒業。二十五歳でブラジルに移民して二年間滞在。その体験をもとに描いたノンフィクション『ルイジンニョ少年、ブラジルをたずねて』(ポプラ社)が処女作。その後、童話を書き始め、1984年、『わたしのママはしずかさん』(偕成社)と『ズボン船長さんの話』(福音館書店)で路傍の石文学賞、1985年、『魔女の宅急便』(福音館書店)で野間児童文芸賞、小学館文学賞、IBBYオナーリスト文学賞を受賞。その他、多数の文学賞を受賞する。『魔女の宅急便』は宮崎駿氏によりアニメ映画化、蜷川幸雄氏により舞台化され、大ヒットする
西巻茅子[ニシマキカヤコ]
1939年、東京生まれ。東京芸術大学美術学部工芸科卒業。作品は、『えのすきなねこさん』(講談社出版文化賞絵本賞童心社)『ちいさなきいろいかさ』(サンケイ児童出版文化賞金の星社)など多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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じょうき
14
図書館本。ヒョウのぼんやり、という名前がいい。イメージと反対だが、それだけでキャラクターのすべてが伝わる。ちょうどいい、となんでも前向きに捉えられることは素敵。わすれんぼうのおばあさんとネズミのおかあさんは、繰返しが楽しく、その結末もふふと笑いたくなる。トラベッドの、おねえちゃんが小さな妹をちょっと煩わしく思いながらも、やはり大切に思う気持ちは、ほっこりする。読みやすいシリーズだった。2023/09/29
海(カイ)
10
【図書館】角野栄子さんの発想が面白い!2015/12/14
二条ママ
2
長女小2。独り読み。 2019/01/03
ようこ
2
ひょうのぼんやり・・とわすれんぼうを・・・は正直あまりいいとおもわなかったが、最後のトラベッドは読んでいてヒロの気持ちにすんなりよりそうことができた。読んだ後ほっと温かくなった。2009/03/16
あひる
1
1、ひょうのぼんやり おやすみ 2、わすれんぼうをなおすには 3、トラベット2023/10/26