内容説明
(火の鳥の生き血があればみんなを救えるかもしれない!)父王の生けにえとなって殺される罪なき民を救うため、火の鳥のすむ遠きクマソの地へとむかったヤマトの王子オグナ。クマソの若き王タケルと、その美しい妹カジカとの出会いにより、オグナの人生は大きく変化していく。人間の生と死の意味を問う、手塚治虫の名作『火の鳥』ヤマト編、待望の小説化。
著者等紹介
手塚治虫[テズカオサム]
1928年、大阪府豊中市生まれ。戦争体験から生命の尊さを深く知り、医学の道を志し医学博士になるが、その後漫画家、アニメーション作家となる。数々の新しい表現方法で日本のストーリー漫画を確立し、漫画を魅力的な芸術にした。その作品は、文学や映画をはじめ、あらゆるジャンルに影響を与えている。また、アニメーションの世界においても大きな足跡を残している。『火の鳥』のほか、『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『ブラック・ジャック』などに代表される多くの作品やキャラクターは、日本ばかりか世界のファンに今も愛されている。1989年2月9日没
大林憲司[オオバヤシケンジ]
福岡県北九州市生まれ。島根大学法文学部文学科にて日本古代史を専攻する。『東北呪禁道士』(富士見ファンタジア文庫)でデビュー。ゲームやOAVのノベライズ作品も数多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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