内容説明
モルン、君はずっと待っててくれたんだね。なつかしいあの海の砂浜で、忘れていた自分の欠片を見つける短い旅。赤いボタンのついたクマと「ぼく」の物語。
著者等紹介
伊藤正道[イトウマサミチ]
1956年、神奈川県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。絵本作家・イラストレーター。大阪ガス、きらら397、JTBのキャラクターデザイン、そのほか、広告・出版・パッケージなど幅広い分野のイラストレーションを手がけている。2002年12月、鎌倉にギャラリー「ジオジオファクトリー」をオープンし、海を見ながら、創作活動にいそしんでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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pandakopanda
12
図書館本。小手鞠るいさんの「エンキョリレンアイ」か、その3部作のどれかに出てきた本。海の描写がキレイ。優しいおはなしでした。2014/12/10
ののの
1
小手鞠るい著『レンアイケッコン』に登場して読んでみたくなった絵本。郷愁のような懐かしさと切なさ。優しい絵と素敵な色合いも魅力。僕にとってのモルンはきっと、心の柔らかいところにあるもの。思い出すとあたたかい気持ちになれるような。2017/04/20
mintjam_
1
ときどき子どもの頃の宝箱をのぞくように開いてみたくなる絵本です。空間の旅、時間の旅、そして自分の心と出会う旅。2017/03/25
きゆやすか
1
この本も地元の図書館には所蔵が無かった・・・手に入れるのも難しい様子。正方形に近く、凝った造本で、やはり手元に置いておきたい本。2013/04/30