内容説明
反発と失敗のくりかえしだった一学期もおわり、ふたごはこんどこそクラスのトップになろうと、ひそかに大決心をして新学期をむかえました。でもやはりいたずらをやめられず友だちをまきこんで大騒動をひきおこします。その一方では、卑怯な同級生、ひねくれものの同級生にやさしく手をさしのべるふたごに、上級生も友だちも、前にもまして絶大な信頼をよせるようになります。
著者等紹介
ブライトン,エニド[ブライトン,エニド]
1897年、イギリスのロンドンに生まれる。教育学と自然史を専攻し、教職につく。その後、児童向けの作品を600冊以上も発表する。作品には、北方伝説をもとにしたファンタジーシリーズや、動物の活躍するサーカス物語、学園ものなど、子どもたちに喜ばれるシリーズがたくさんある。1968年、死去
佐伯紀美子[サエキキミコ]
1967年、東京女子大学英文学科を卒業。その後、英文学の勉強を続ける一方、少年少女向け作品の紹介、翻訳に意欲をもやす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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ひつじ
8
真夜中のパーティーしてみたいなぁ。ふたごも周りのみんなも年頃の女の子らしくいじわるだったり優しくなったりと気分屋。(ルーシー除く)そこが本当らしいんだけど。2016/05/05
あら
2
マージェリーまじイケメン。児童文学をこういう目線で見るのはどうかと思いますが、この作品女子校なのに百合萌えが全然出来ない不思議な構成。クズが多いからかな!しかしその中で燦然と輝くルーシーとマージェリー尊い…。2014/08/16
sige***
2
ふたごのおんなのこ、寄宿学校、イギリスと好きなツボを全部押さえてるwwクリスマスの夜にみんなで内緒のパーティーをやったりとおんなのこの憧れが詰まってる。2007/10/04
Lemon
1
ふたごシリーズ2作目。いとこのアリスンや優等生のルーシーなどの新キャラが登場。真夜中のパーティーの焼きたてソーセージ、桃の缶詰めがおいしそう。大人になって読み返すと、マージェリーに対する態度やマドモアゼルへの眼鏡ケースのいたずらはやりすぎ感もあるけど、いい子ちゃんばかりが出てこないのもこのシリーズの魅力だと思う。2023/02/04
あやくす
1
ソーセージが無性に食べたくなる!ルーシーの超人聖人っぷりに驚く。マージェリー・・・(涙)2022/11/17