プリズン・ガール―アメリカ女子刑務所での22か月

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  • サイズ B6判/ページ数 322p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591087916
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

マフィアの恋人のために逮捕され、連邦女子刑務所に入った“私”。そこには、数々の想像を絶するドラマがあった。24歳の日本人女性、驚愕の獄中ドキュメント。

目次

はじめに 囚人失格な私の獄中記
第1章 NY、マフィアの恋人、そして私はFBIに逮捕された
第2章 アメリカ連邦女子刑務所 本当にここで生きていけるのかな
第3章 プリズン・デイズ 私と彼女たちの罪と罰
第4章 州刑務所、そして、さよならアメリカ
あとがき 最悪だけど、忘れない

著者等紹介

有村朋美[アリムラトモミ]
1977年東京生まれ。高校卒業後、OL生活をへて、21歳の時にアメリカ・ニューヨークに渡る。ロシアン・マフィアの男性と恋人関係になったために麻薬密売組織への関与を疑われ、FBIに逮捕。24歳の時より約2年間、コネティカット州の連邦女子刑務所に収容された。服役を終え、日本へ強制送還
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヤマセミ

16
24歳の著者がアメリカの女子刑務所で服役した獄中記。自由度が高くていいかげんで、日本の刑務所とあんまり違うので驚いた。過酷な体験なのに軽いノリで読みやすく、一気に読んでしまった。アメリカの影の部分や、底辺の人々の暮らしが、刑務所生活からよく見える。恋人がロシアンマフィアと知りつつも付き合うなんて、オバカなことだけれど、惚れてしまったら真っすぐで純情な人なんだろう。2016/10/18

ゆいぞう

9
読み始めて一度も本を置くこともなく読み終わった。それだけ夢中になって読んだ。ロシアン・マフィアの恋人が逮捕され、密売組織に関与した疑いで逮捕された日本人著者の22か月に及ぶ獄中記。アメリカでのFCI(連邦女子刑務所)での体験がメイン。刑務所内の自由さ半端じゃない。え!マルちゃんラーメンあるんや!他にもいいもん食べてるやん。やっぱり女ばかりやと「男役」出てくるんやなぁ。…と面白おかしく読みつつも、あまりの囚人生活エンジョイの様子に戸惑った。ドラッグ問題が相当根深いのが分かった。2018/02/11

きわ

7
描写が生き生きしてて面白かった。この人自身が、状況を楽しむことが得意なのかな、と思ったり。もし自分がこんな状況になったら不安でいっぱいになるやろうな…でもどんな状況にも人はきっと順応していくんやろうな。外国の底辺の人たちの状況の悪さが、すごく際立っていた。2015/10/11

雪乃

6
読書ノートに書いてあった読了本

井戸端アンジェリか

6
惚れるよね~金髪碧眼長身金持ちマメで性格は可愛いだもん、私だって惚れるよ~。 逮捕された事よりも、その彼に他にもゾロゾロと女がいた事の方がショックだった著者がなんだか可愛い。 事実を正直に書く、とあるので全て事実なんだろうと本気で読んだ。ノリが明るいからか、アメリカの刑務所って楽しそうに思えてしまう。レズビアンの件はやっぱりねって感じです。 無事出所お疲れ様、その後「一瞬の夏」下巻は読めたのかな。2014/03/05

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