ポプラ・ウイング・ブックス<br> 崖の国物語〈6〉ヴォックスの逆襲

ポプラ・ウイング・ブックス
崖の国物語〈6〉ヴォックスの逆襲

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  • サイズ B6判/ページ数 533p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591086933
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

内容説明

図書館司書学会の若き司書勲士ルーク・バークウォーターは、偵察飛行の途中事故にあい、とらえられ奴隷にされてしまった。売られた先は最高位学者ヴォックス・ヴァーリクスの館。実権を奪われ酒びたりになったヴォックスのもとで、ルークは崖の国をめぐりさまざまな陰謀がうごめいていることを知る。夜の守護聖団、オオモズシスター、ゴブリン軍。どの勢力も図書館司書学会を憎み、ヴォックスをさげすんでいた。暗殺の危機をのがれたヴォックスが図書館司書学会に持ちかけた「取引」とは―!?運命の「大いなる嵐」が近づき、ますます目が離せない“崖の国物語”感動の第六部!10代~一般対象。

著者等紹介

スチュワート,ポール[スチュワート,ポール][Stewart,Paul]
1955年ロンドン生まれ。ランカスター大学と東アングリア大学で創作を学び、ファンタジー、ホラーから絵本、サッカー少年の物語まで、さまざまなジャンルで人気を博している。現在、ブライトンに小学校教師の妻と二人の息子と住んでいる。クリス・リデルとのコンビで絵本作品も多数

リデル,クリス[リデル,クリス][Ridell,Chris]
南アフリカ生まれ。専門学校でイラストレーションを学んだのち、経済紙のマンガをはじめ、幅広い分野で活躍している。『海賊日誌―少年ジェイク、帆船に乗る』(岩波書店)で2002年のケイト・グリーナウェイ賞を受賞

唐沢則幸[カラサワノリユキ]
1958年生まれ、長野県出身、青山学院大学卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

45
前巻の続きとなる作品。自由の森から旧地上町の地下図書館へ戻ったルークは、偵察飛行中に事故に遭い、奴隷として売られてしまう。しかし、売られた先は、最高学位者ヴォックスの館だった。そしてヴォックスは、今の自分の境遇を恨み、膨大な悪の計画を企てていたのだった。本シリーズの面白味は、物語の構成よりも、世界観の設定にある。本巻も同様で、新しくがれきの町を含む、旧地上町が詳しく紹介されている。しかし、ヴォックスの企みによって涯の国自体に大きな災いが降りかかり、壊滅の危機を迎えようとしている。2015/06/21

くろり - しろくろりちよ

2
前巻で無事大図書館に戻ったものの、飛翔機が墜落し地上町でかつてカウルカエイプから最高位学者の地位を奪ったヴォックスの奴隷となったルーク。ヴォックスの企み、大モズとゴブリンの争い、サンタフラクスで嵐を待つ夜の守護聖団。いろいろな思惑が入り乱れる世界、ファンタジーの住人たちにも生々しい感情が浮き彫りにされます。注目してしまうのは、かつての親友フェリックス。「がれき町の幽霊」として、自分の新しい生き方を見つけている今巻の影の主人公。シリーズを順に追っている人にしか判らない小ネタが出て来るのもまた醍醐味の一つ。2012/12/26

ならりくらり

2
また都市型陰謀劇。悪くはないんだけど少々息が詰まる感じがして、深森での冒険の話のほうが好きだな。2009/05/02

セイバー

1
オオモズなんで死んでしまうんぞえ?2014/03/03

Sami

1
5巻から続くルークの物語。意外な展開だけどルークも仲間も無事で爽快に終わりました。この続きが気になります。7巻を借りに行くぞ。2012/06/05

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