内容説明
美女郎の霊力で海にとばされてしまった花百姫。「たすけて!」必死でさけぶ声も波にかき消され、力つきかけた瞬間、花百姫の腰にさした天竜剣が、青く、まぶしく、かがやきだした!!それは、十年前、何者かにより滅ぼされた忍者の城、八剣城に伝わる秘剣が、ついに目をさました瞬間だった。―動きだした壮大な物語。この伝説の剣が、人類の運命をも変える…。
著者等紹介
越水利江子[コシミズリエコ]
高知県で生まれ、京都で育つ。「風のラブソング」(岩崎書店)で日本児童文学者協会新人賞、文化庁芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。また、「あした、出会った少年―花明かりの街で―」(ポプラ社)で日本児童文芸家協会賞を受賞
陸原一樹[クガワラカズキ]
愛媛県で生まれる。月刊ドラゴンマガジン(富士見書房)などで、マンガを描く他、ゲームキャラクターのイラスト作成などを多く手がけている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。