出版社内容情報
しょうたちが今夢中なのは、「むしとり」。とった虫は、みんなのものにするルールだ。虫とわたりあう4人の真剣さが心地よい、好評「あそび島」シリーズ第6弾。
内容説明
きょうは、むしとりびより。4人のむしとり名人といっしょに、あなたもでかけませんか?大好評の「あそび島」シリーズ最新作。
著者等紹介
柴田愛子[シバタアイコ]
1948年、東京都生まれ。保育歴30年。東京都の私立幼稚園で10年間幼稚園教諭を経験した後、1982年、「子どもの心に添う」を、基本姿勢とした、子どもたちの遊び場「りんごの木」を発足。以来20年間、子どもと遊び、子どもたちが生み出すさまざまなドラマをおとなに伝えながら、子どもとおとなの気持ちのいい関係づくりをめざしている。2001年、絵本というかたちを通して、「子どものことを子どもに伝える」ことを始める。初めての絵本『けんかのきもち』(ポプラ社)で第7回日本絵本大賞受賞
伊藤秀男[イトウヒデオ]
1950年、愛知県生まれ。1976年初個展以来、名古屋・東京はじめ各地で個展を開く。世界絵本原画展、90年代日本の絵本原画展、現代日本絵本原画中国展などに出品。絵本に『海の夏』(ほるぷ出版)で、第41回小学館絵画賞受賞。『けんかのきもち』(ポプラ社)で、第7回日本絵本大賞受賞。紙芝居『なぜおふろにしょうぶをいれるの?』(童心社)で、第40回五山賞絵画賞受賞など多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
25
絵のタッチが独特。だけどとてもダイナミック。息子は虫取りの話だったのでとても喜び、私が読んだあとに夫にも読んでと言っていました。2021/08/19
しぃ
14
カブトムシを捕まえるとヒーローよね。会話だけだけど、それぞれの関係性が伝わります。遊び島ってシリーズなのかな2023/08/16
いろ
12
仲良し4少年が歩き回って色んな虫と出会っては,捕ったりイジったりして遊ぶ夏の日のお話。これぞ小学生の夏☆夢中で遊んでいた時には分からない,濃厚で懐かしい時間。絵の力強さとシンクロしてる。9歳男児も虫捕りにはハマる方で,一緒に歩いていると,目的地まで何度立ち止まる事か^^; なので,とっても気に入ってたくさん読んでいた。とは言え,蝉と蟻の場面はショッキングだったらしく,最初はかなりひいていた。母(私)は少々似た事をしていた子供だったので「子供ってこんなだよね。」と思ったんだけど。2017/08/17
ごんたろう
11
高価な玩具がなくとも網と籠だけで遊べる。4人の少年たちは近くの森へ向かう。採った虫は4人の宝物だ。セミ、バッタ、カマキリ、等。小さなものが動く。それだけで心が揺れる。夕焼け空は、急に不気味な光景となる。採ったセミは解体して蟻の食糧にする。ドキドキする。ついにはカブトムシを見つける。本人たちは遊んでいるつもりではなく、不思議な世界の中に入り、宝物を探し求め、自分たちだけの空間を樹立しようとする。発見と驚きと感動がある。通りかかりの大人たちはみんな笑顔だ。少年たちが大人になると思い出とともに美しい風景が蘇る。2015/02/16
いっちゃん
10
夏に虫取り。こないだも子供と行った。やっぱり今年もカブトムシもとりたいなぁ。夜出陣やね。2016/07/30
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