出版社内容情報
ある大物議員が自宅で殺害された。殺害された日に出所した男からの脅迫状が見つかり、事件はすぐに解決するかと思われたが・・・。
内容説明
ある大物議員が自宅で殺害された。その日出所したある囚人からの脅迫状がみつかり、事件は簡単にかたづくかと思われたが…。「Xの悲劇」「Yの悲劇」で登場したサム警部の娘ペーシェンスが、冒険心と美ぼうを武器に、ドルリー・レーンと共に事件解明にのりだす。
著者等紹介
木下友子[キノシタトモコ]
1940年韓国大邱(テグ)に生まれる。青山学院大学英米学科卒業
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感想・レビュー
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ソルト佐藤
6
Zはあまり出来がよくないと聞いていたので、それで長いのを読むのはなあ。と、おもって児童書版を読む。短くていいぞ(笑 冗長な衒学的な部分がないせいか、どんどん話が進んでいく。若い女性の語り手は、評判が良くない感じだけれど、この体裁ではあっているかも。話も、冤罪の容疑者の死刑執行までのタイムリミットサスペンスになっていて面白い。これも簡略された体勢にあっている。でも、一番、面白かったのは、やはり、レーンの最後の推理。本当に、本当にきれいな消去法で犯人を絞り込むシーンは鮮やか。2020/11/01
ゆき
0
X・Y・Zと読みましたが一番はYでしょうか。2011/09/10
sachi_com
0
★★☆2010/03/02