出版社内容情報
2月14日のバレンタインデーもせまってきた。ハチベエは卒業の思い出にチョコレートをいっぱいもらいたいと願い、ある計画を・・・・。
内容説明
たいへんだー!有史以来の大珍事が起きたよ!いったいハチベエちゃんの身になにが…?小学中級以上。
著者等紹介
那須正幹[ナスマサモト]
1942年、広島に生まれる。島根農科大学林学科卒業後、文筆生活に入る。主な作品に、「さぎ師たちの空」(路傍の石文学賞)「お江戸の百太郎」シリーズ(日本児童文学者協会賞)「ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー」(野間児童文芸賞)「ズッコケシリーズ」(巌谷小波賞)など多数
前川かずお[マエカワカズオ]
1937年、大阪に生まれる。第11回小学館児童漫画賞受賞。漫画、絵本、さし絵の世界で活躍。1993年、歿
高橋信也[タカハシシンヤ]
1943年、東京に生まれる。東映動画に入社し、アニメーション映画の制作にたずさわる。現在、フリーのイラストレーターとして、絵本、さし絵に取り組む
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オーウェン
42
シリーズ49作目はイベント行事のバレンタインデー。 いつもはチョコを貰えないハチベエが、チョコレートコンテストの審査員になったので、多くの女性からモテるようになる。 最後なので作者がモテさせたいという意向によって、ハチベエのこれまでの頑張りが報われる中身。 時期が時期なだけに、クラスメイトのそれぞれの行き先が決まっており、次が最終作の卒業式。 どういう終わりを迎えるのだろうか。2021/07/03
亮さん( ̄^ ̄)ゞ
3
作者のあとがきいわく、ハチベエは一度も女性にたくさんもてたことがない。だから時間で卒業するからモテるかいをやってやろうと。結構いい感じに終わり、中学生活にも夢が出てきたって感じかな。最終巻楽しみです。2016/04/07
読み人知らず
2
ズッコケシリーズも49作品目です。この本ではハチベエがやたらともてる。他の小学校の子供たちも出てきて取り合いムードになったり、実はハチベエのことはそんなに嫌ってなかったのよ、みたいなことを言われたり。モーちゃんの食べること第一主義の徹底振りが楽しい^^2009/12/12
まままま
1
ハチベエたちも、卒業まであとすこし。 🍫💝5個2025/03/23
私的読書メモ3328
1
あまり良い評判を聞いていなかったので期待していなかった裏返しかもしれませんが、とても面白かったです。冒頭からハチベエが実にハチベエしていて楽しいです。さらっとウンコ型のチョコを作っていたところなどしばらく笑い転げました。そんな楽しい前半から、軽くホラーな後半の吉本おばあちゃんと、落差も良かったです。クラスメイトたちの受験模様など、明らかに次の最終巻を意識した話で、寂しくもなります。2021/09/27