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水の精霊〈第4部〉ふた咲きの花

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  • サイズ B6判/ページ数 470p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591082034
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

セゴシの秘術をおこなうため、真人とみずきは運命の一歩を踏み出した。ふたりを追う黒い影を振り切って最後の地へと向かう。

内容説明

光の中へ―ふたりが運命の一歩を踏みだしたとき、地球上を浄化の風が吹きぬけていく…魂が震えるシリーズ完結編。

著者等紹介

横山充男[ヨコヤマミツオ]
1953年高知県に生まれる。高校卒業まで、四万十川のほとり中村市で育つ。立命館大学卒業。作品としては『少年の海』(児童文芸新人賞)、『四万十川物語光っちょるぜよ!ぼくら』(日本児童文芸家協会賞)、『少年たちの夏』(2001年度課題図書)、『おれたちゃ映画少年団』など多数あるが、大自然との関わりを描いた作品が多い。日本児童文芸家協会、日本児童文学者協会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かごめ

15
展開は壮大になり二人は地球のなりたち、生命の誕生も身体の中に受け入れていく。社会批判が強く宗教に傾くかと思えばそうではない。二人におこった奇蹟は、ある意味個人的なものである。だとしたらこの社会の行く道は各々の覚醒に任せる、ということなのだろうか。奇蹟の部分も学説ぽっくなって斜め読みしてしまった。しかし、支える仲間たち、水を求め歩く旅の自然描写、再読であるにも関わらず楽しめた。2017/01/07

小川一輝

1
話がマクロに拡大していけばいくほど同時にミクロに迫っていくという二つのベクトルに振り落とされそうになりますが、ミクロからマクロまで同じ法則が貫いているというこの世界の神秘が次第に「ふた咲きの花」である山本真人と沢村みずきの関係に収斂していくとき、ささやかで爽やかな結末は人間の暗部を見据えたこの物語に不思議な納得と大きな余韻を残してくれます。重い現実からスタートした山本真人は巻が進むにつれて冗談やユーモアが増えていき人間性が回復(獲得)していくのが伝わってきました。中国拳法の描写では以前読んだ上山道郎の『ツ2017/10/11

ゆう

1
ここで終わりなの?という感じ。あとがきに続き書きたいってあるけど、これは書いてもらわないと困るよ!これからじゃないの。2010/08/21

日向

0
★★★★☆2016/08/20

まんぼう

0
★★★★★

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