シリーズいま、学校図書館のやるべきこと
多メディアを活用する力を育もう―教育の情報化と学校図書館

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 173p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591081518
  • NDC分類 017
  • Cコード C0000

内容説明

本書は、今日の教育課題と学校図書館の現状をふまえ、利用者である子どもの側に立って、いま学校図書館が何をなすべきかを具体的に明らかにし、司書教諭と学校図書館担当者に自らの仕事への自信と情熱を抱いてもらうことをめざしている。単なる学校図書館の解説書・実務書ではなく、各地で展開されているすぐれた実践に学びながら、あるべき学校図書館像を追求することで、この仕事の楽しさ、すばらしさを実感してもらいたい。

目次

第1章 高度情報通信社会に生きる子どもたち
第2章 学校図書館はメディアの宝庫
第3章 情報の洪水から情報の選択へ
第4章 学校図書館から広がる学習・授業の実際
第5章 司書教諭に求められるもの
第6章 公共図書館と学校、学校図書館と学校図書館が手をつなぐ―市川市「公共図書館と学校とを結ぶネットワーク事業」

著者等紹介

笠原良郎[カサハラヨシロウ]
1931年、群馬県に生まれる。早稲田大学卒業。東京都の公立中学校社会科教諭、都立高校司書教諭を経て、1982年に全国学校図書館協議会事務局に入局。1998年、理事長に就任、2001年に退職、顧問に就任する。相模女子大学、立教大学等で司書教諭の養成にあたる一方、学校図書館法改正や国際子ども図書館開設等の運動を展開した。現在は国際子ども図書館を考える全国連絡会副会長等を務める

小林路子[コバヤシミチコ]
1949年名古屋市に生まれる。愛知県立大学卒業。千葉県市川市にて中学校教員を経て、1995年より市川市教育委員会学校教育部教育センター指導主事。「公共図書館と学校とを結ぶネットワーク事業」を担当する。2002年度第33回博報賞国語・日本語教育部門個人賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。